制限なし

【タウンリポート】未然に防ぐ、ぼったくりタクシー

《ASIAN TOWN REPORT vol.11》

アジアの街角を現地の生活者の視点でウォッチしてみるアジアン・タウン・リポート。私たち日本人がまだまだ知らない現地ならではの常識や流行、社会や経済・文化にまつわる話題を気ままに報告してもらいます。今回は、マレーシアの必須アプリについてご紹介します。


 

ご当地ぼったくりタクシー

初めてマレーシアに来た時の唯一の嫌な思い出は、ぼったくりタクシーとの大ゲンカでした。それのせいで観光までおっくうになってしまったのを覚えています。乗る前に交渉が上手にできればそんなにストレスにならなかったのかもしれませんが、事前調査があまかったなと反省しました。マレーシアの観光ブックにもよくぼったくりタクシーのことは取り上げられていますが、今回はぼったくりタクシーとおさらば、マレーシア人必須アプリもご紹介します。 
 

町でよく見る赤、青、黄色のタクシーはメータータクシーで、もちろん良心的なドライバーもいますし、ぼったくられたとしても日本でタクシーに乗るより高くなることはないのですが、日本人だからと高を括って堂々とぼったくろうとされると、さすがに腹が立ちます。途中でメーターを切られたり、メールを隠されたり、わざとナビと逆方向に走ったり、荷物が多いからと荷物の個数分値段を上乗せしてきたりされました。そんなぼったくり値段払わない!と拒否したら、乗せてもらったポイントまで連れ戻されかけたこともあります。そんな経験が重なったので、ある時、目的地まできちんと走ってくれているか確認するために自分の携帯でGoogle mapを見ていると、「俺はタクシードライバーなんだ、バカにするな!そんなことしてるならお前が道案内してみろ!」と急停車されました。どうやら遠回りしようとしていたようです。それで大ゲンカして、途中でタクシーを降りたこともありました。 
 

そんな話をローカルの友だちに話したら、どうしてもっと早く言わなかったの!と便利なアプリを教えてくれました。マレーシアではこのアプリはとても有名で、町の至る所に広告があります。緑色がトレードマークのGrab taxiというアプリです。マレーシアから始まった会社で今はアジア各地に広がっています。
 


 

ぼったくりタクシーとおさらば マレーシア必須アプリ

アプリを使い初めてからはタクシーストレスがなくなり、Grab taxiにしょっちゅうお世話になっています。ここからは使い方を説明しますので、参考になれば嬉しいです。まず、アプリを立ち上げ目的地を入力します。現在地(拾ってもらう場所)は自分のいる場所をGPSで感知してくれるので、地理がわからない人でもどこにいるか説明をする必要がありません。現在地(もしくは他に拾ってほしいポイントを入力する)と目的地を入力すると、値段と所要時間が表示されます。

 

 

そのままドライバーを探すと、近くにいるドライバー情報が表示され、配車予約が完了です。車の色とカーナンバーをアプリで確認してドライバーが来るのを待ちましょう。アプリ内でドライバーからメッセージや電話がくることがあります。個人的に私は電話が来るのはめんどくさいので、現在地を入力した後、Noteに「○○の前にいます」と詳しい情報を書いておきます。

 

 

 

目的地に着いたら、渋滞していても、通行止めで遠回りしたとしても、予約の際に表示された値段だけ払えば大丈夫です。また、ドライバーの動きをGrabのセンターが監視しているので、悪いことができないようになっているのも安心ポイントです。このアプリを使ってトラブルになったことは今のところ一度もありません。ぜひマレーシアを旅行される方はこのアプリをダウンロードされることをおすすめします。 

 

ホテルに泊まって観光される場合は、ホテルのスタッフに頼んでタクシーを呼んでもらうとよいです。コンシェルジュがいるホテルなら行き先と値段をドライバーに確認してくれるようお願いできるかもしれません。(私の泊まったホテルは、コンシェルジュがGrab taxiのアプリを使ってタクシーを手配してくれました) 正直、値段を聞いてもそれがぼったくられているのか妥当な値段なのか観光客には分からないことが多いので、マレーシア人のスタッフに確認してもらうことで相場が分かります。 

 

このアプリはマレーシアの人も普段の生活でかなりの頻度で使っています。日本は白タク禁止のためこのアプリはあまり知られていませんが、他国からの旅行客はよく知っているようです。駅や空港など町の至る所で緑のアプリを開いている人を見かけます。メータータクシーにぼったくり値段を払うとしても日本円にすれば高くはないので、あえて目をつぶって言い値を払うというのもアリだと思います。でも、それは悔しい!という方はぜひこのアプリを使ってみてくださいね。


 

 

 

執筆者ダミー画像
こじままさみ 
クアラルンプール在住。 三重県出身でマレーシアに来て2年になります。日本ではあり得ないことが当たり前のこととして起きるので、初めはショックを受けてばかりでしたが、最近は多少のことなら話のネタに笑いとばせるようになってきました。マレーシアのゆるーい空気を愛情たっぷりにお伝えしたいと思います
公開日: 2018年10月13日 00:00