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ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ

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2012年製作/日本/作品時間91分
絵本「100万回生きたねこ」は、絵本作家でエッセイストの佐野洋子さんによって、1977年に生まれました。100万回死んで100万回生まれかわった「ねこ」の数奇な運命を描いたこの絵本は、つねに新しい読者を生みつづけ、累計部数は220万部を突破。なぜ、この絵本は、いまなお世代を越えて読み継がれているのでしょうか?本作は、その秘密と、作者・佐野洋子さんの世界をゆっくりと紐解きます。
 

監督:小谷忠典   
  

一冊の絵本でつながった作者と読者を見つめる

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佐野洋子さんはガンを患い、余命を宣告されていました。小谷忠典監督は、「顔を映さない」という条件で、彼女の最期の日々を記録することを許されます。佐野さんの愛と孤独についての深い洞察は、それを読む人たちの人生に深く染み込んでいました。絵本を幼い子供たちに読み聞かせる母親。絵本とそれぞれの秘密を重ね合わせる女性たち。彼女たちは、癒しがたい疎外感について、抑えがたい欲望について、あるいは母との確執について、そして自身の幸福について、静かに話してくれました。映画は、一冊の絵本でつながった作者と読者を見つめ続けます。そして、撮影中だった2010年11月。佐野洋子さん、永眠。葬儀を見届けたカメラは、女優・渡辺真起子さんとともに、生前の佐野さんが話してくれた思い出の故郷、北京へと旅立ちます。それは、一冊の絵本を巡って、世界に横たわる生と死、愛と孤独を描き出そうとする冒険のはじまりだったのです。
 

 

(受賞歴)
第17回釜山国際映画祭 ワイドアングル部門 正式出品 
第30回トリノ国際映画祭 TFF DOC部門 正式出品 
第9回ドバイ国際映画祭 ドキュメンタリー部門 正式出品 
 

 

予告編

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