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まだ、チベットは生きている 最後の桃源郷への旅 【日本初公開】

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2015年製作/チベット/作品時間52分
チベット族が暮らしている中国・四川省北部を徒歩やヒッチハイクで旅した4週間の記録。標高3千メートルから6千メートルの秘境を移動しながら、警察による取り締まりをかいくぐり、チベット仏教の寺院や人々の暮らしをありのまま撮影したドキュメンタリー映画。チベット族とチャン族の町アバでは、漢族の移住により十年で人口が十倍に増え、故郷にいながら少数派になってしまったチベットの人々の暮らしを紹介。チベット本来の魅力が損なわれている観光、豊富な鉱物資源の大規模な開発による環境悪化などの様子も伝える。寺院では、若い修行僧らと交流しながら、彼らの聖地を訪ねるなど、言葉は通じないものの心を通わせる。千年続くチベットの風習、鳥葬の儀式にも遭遇。チベットの死生観にも触れていく。旅は、カム地方の町リタン、そしてチベット仏教の古い聖地のひとつデルゲへと向かう。
 

監督:ミゲル・カノ・サンティーソ   
  

チベット文化、最後の桃源郷を訪ねる旅

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「まだ、チベットは生きている」。中国政府による民族弾圧と文化破壊のなかで、消滅寸前にまで追い詰められているチベット文化。しかし、中国・四川省の最奥地、チベット高原の秘境では、今なお桃源郷のごとく、伝統文化が人々に受け継がれ、ひっそりと息づいています。これら民族の営みは、まさに最後のチベット文化といえるでしょう。神秘的で魅力的なチベットの感性は、長い歴史を経た文化や宗教、独特な自然環境によって成り立っています。しかし、そうした構成要素が脅かされることで、チベットの独自性は消滅の危機に陥っているのです。消滅を防ぐためには、どうしても国際社会の助けが必要です。人間の成長と智慧の修得を基本とする素晴らしい文化を、いかに生かせるのか。悲しみと憤りをもたらす抑圧や暴力をどのように終わらせることができるのか。私たち日本は、アジアの一員として問われているのです。
 

 

予告編

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