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影として生きる 苦難のアフガン難民 【日本初公開】

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原題:The Silhouettes
2020年製作/作品時間80分
撮影地:イラン、アフガニスタン
製作国:イラン、フィリピン

ソ連のアフガニスタン侵攻から逃れるため、33年前にイランに移り住んだ一家。主人公のタギは大学卒業を間近に控えていたが、イラン国内ではアフガン人が大卒の仕事に就くことは禁止されている。父は28年間井戸掘りをした後、仕立て屋となったが、肉体労働であることに変わりはない。日常生活においても、移動に許可が必要だったり、イラン人と同じ学校に通えなかったりと、さまざまな差別があった。難民であることの限界を感じたタギは、祖国アフガニスタンで働くことを決断し、空路カブールへと向かう。しかし、祖国がタギに突き付けたのは、悲しい現実だった。一人の青年の苦悩と挑戦から、難民家族の間に流れる深い愛情を感じられる物語だ。

 

監督:アフサネ・サラーリ  
プロデューサー:ジュエル・マラナン、アフサネ・サラーリ  
撮影:アフサネ・サラーリ  
編集:ジャイルズ・ガードナー  
  
  

受け入れられても改善しない生活

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1979年、ソ連がアフガニスタンに侵攻し、以後40年で数百万人のアフガン難民が生まれました。世界ではシリアに次ぐ難民の多さで、また前例がないほどに長期化しています。アフガン難民の大部分を受け入れてきたのがイランとパキスタン。この両国だけで、世界のアフガン難民のうちの90%近くを占めており、資源とインフラの逼迫や、食料不足、社会経済状況の悪化から、受け入れ策は危機に瀕しています。イランでは、難民の大半が都市部に居住。移動の自由が制限され、低賃金の肉体労働にしか就けず、車や土地を持つこともできない、不自由な生活を送っていると言われています。
 

(受賞歴)
Visions du Reel 最優秀ドキュメンタリー映画の審査員特別賞
イラン映画祭(チューリッヒ) 新人監督賞
カトマンズ国際山岳映画祭 グランプリ
パキスタン国際山岳映画祭 最優秀作品賞

 

予告編

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