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ウランバートルの遊牧民

【日本初公開作品】
原題:Nomad Meets the City
2020年製作/作品時間80分
撮影地:モンゴル
製作国:アメリカ
 
首都ウランバートルと、540キロ離れたラシャーント郡の2拠点生活を営む家族の物語。大型トラックでごみを回収するバートルと、研修医の妻、2人の子どもの仲睦まじい家族像から、現代のモンゴル人が抱える悩みを浮き彫りにするドキュメンタリーだ。夫婦の夢は、娘と息子を台湾の大学に進学させること。バートルは欲しい車をあきらめ、娘の学費を貯める。年に2回はラシャーント郡に戻って遊牧生活。退職後は田舎で遊牧民として暮らすと口にするが、妻に都会で仕事を見つけてほしいという気持ちも捨てきれない。子どもの成長とともに少しずつ変わってゆく彼らの生活に密着した良作だ。
 
監督:アンジ・ソーヴェ・クラブ  
制作総指揮:ウォルター・ジェンキンス  
共同制作:ジョーディ・ニウボ  
撮影監督:ドゥルグーン・バヤスガラン
 
◆人口増加に追い付つかないインフラ整備◆
ウランバートルは経済自由化の波に加え、草原地帯の雪害で遊牧生活ができなくなった人たちの流入により人口増加が続きいています。もともとの計画人口では70万人だったウランバートルに住む人は約150万人に増加。無計画な都市化が進行しました。モンゴル全土の人口の半分近くが首都に集中しています。さらに、ウランバートル人口の約6割が住むのが“ゲル地域”と呼ばれるエリア。元遊牧民の多くがこの地に移動式住居のゲルを設営して定住。石炭ストーブによる大気汚染や下水による地下水汚染など、インフラの未整備と環境破壊が問題化しています。

[予告編]

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