旅するインド全3本

カオスが心地よい!ありのままのインドと出会う旅 

ガンジス河で沐浴する人々の間をゆったりと流れていく誰かの遺体。日本なら大事件になるのでしょうが、インドでは騒ぎになるどころか誰も気にしてはいません。通りがかりのボートが、あっちへ行けとオールで遺体を突っついて、そのままどこかへと流されていきます。これが水葬です。日本人がそんな場面に遭遇したら、面食らって度肝を抜かれることでしょう。インドの現実は、日本人の想像をはるかに超えているのです。 
 

「なるようにしかならない」と心を開放することでたどり着く新境地

インドは混沌としています。街を歩けば、執拗に誰かが話しかけてきます。物を売りつけようとしてきます。平気で客を騙します。道路には大きな牛が鎮座し、激しく渋滞しています。窓口で切符を買うにも、溢れかえる人でごったがえし、列に並ぶでもなく次々と横入りされます。バスに乗っても、発車時刻には出発しません。満席になるまで運転手が客引きしています。これ以上は一人も乗れないような超満員で出発したと思ったらバスが故障し、乗客はその場で放り出されます。そうなると、もう立ち尽くすしかないのです。インドを旅された方なら、そんな経験は一度や二度ではないはずです。インドでは、私たちが常識的にこうだと思うことが通用しません。こうあるべきという考えにとらわれていても、何も前に進みません。もはや流れに身を任すしかないのです。「なるようにしかならない」と自らの心を開放してみる。カオスの流れに飛び込んで、もまれながら自然に逆らうことなく流されていくのです。すると、どうでしょう。不思議なことに、まさにそのカオスが心地よいのです!そして、新境地が開かれます。インドの魅力に取りつかれる人々が大勢いるのもうなずけます。 

 

思わず癖になるような「はかりしれない本当のインドの魅力」を伝えたい 

映像作家 キム・スンヨンもその一人でした。「はかりしれない本当のインドの魅力を伝えたい」とハンディカメラひとつでインドのカオスへと飛び込みます。死生観の違い、圧倒的な人口の多さと経済格差、ヒンズー教や仏教を生み出した長い歴史…。それらがシャッフルされて、今のインドがあるといいます。キム監督は言います。「僕は、インドに生きる人々を見ていて、心底生きる力が湧いてきました」。 アジアンドキュメンタリーズでは、そうした“ありのままのインド”の魅力を体感できる3作品を配信。テレビやガイドブックだけでは決して味わうことのできないカオスの魅力を、旅人の視点で疑似体験できます。思わず癖になりそうな、新鮮な衝撃と驚きがあなたを待っています。 

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