人狩りの実態全2本

中国政府がウイグル人を強制収容 80万人から200万人以上

中国政府による人権侵害が、ますます深刻な事態を引き起こしています。新疆ウイグル自治区でのウイグル人弾圧です。ウイグル族はイスラム教を信仰する少数民族で、新疆ウイグル自治区を中心に暮らすトルコ系イスラム教徒です。中国国内に約1100万人が暮らしています。中国政府は、ウイグル族の分離・独立を警戒し、中国共産党への忠誠を誓わせてイスラム教を禁止するという同化政策を長年強制してきましたが、現在、膨大な数のウイグル人を収容施設に拘留し、虐待、拷問を繰り返しているというのです。米国務省は、2018年版の国別人権報告書で、その規模は80万人から200万人以上と指摘しています。一方、中国政府はこれらの収容施設についてその存在を認めながら、過激思想を根絶して人々に新たな技能を身につけさせるための「訓練施設」と説明しています。

中国の強大な経済力の前で国際社会は見て見ぬふり

こうした事態を国際社会は問題視していますが、その声は中国の強大な経済力によってかき消され、多くの国が見て見ぬふりをしています。日本も例外ではなく、マスコミによる報道は限定的で、国民の関心も高くないことから、中国政府を刺激したくない日本政府は、この問題に及び腰です。

存亡の危機に瀕するウイグル人

中国政府のウイグル弾圧のねらいは、チベット同様、ウイグル族のアイデンティティ、文化、宗教を破壊することだといわれています。いわゆる文化的ジェノサイド政策です。軍事的弾圧、政治的迫害、経済的剥奪、環境破壊、計画的かつ徹底的な文化帝国主義、及び深刻な人権侵害により、ウイグル人は存亡の危機にさらされていると世界ウイグル会議は主張しています。

強制収容された人々の臓器が売られている?

一方で、さらに信じ難い深刻な疑惑が、人権団体などの調査により明らかになってきました。中国共産党がウイグル人の臓器を売買しているというのです。自ら臓器提供の意思を示した人からではなく、強制収容所で殺されたウイグル人の体から臓器が取り出されているのです。生きたまま、麻酔なしに臓器を取られるという極めて残虐な行為についての証言もあります。

中国共産党による違法臓器売買は事実なのか?

こうした中国共産党による臓器売買については、かねてから問題を指摘する声が国際社会にありました。法輪功学習者を迫害し、拘束された人々を「死刑」にして、その臓器を売るというのです。その疑惑が現実であるならば、国際社会はこれ以上、見て見ぬふりを続けることはできないのではないでしょうか。

特集「人狩りの実態」では、ウイグル人が直面する強制収容所をとりまく最新の実態と、臓器売買疑惑についてのドキュメンタリーをお届けします。

 
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