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2015年製作/日本/作品時間93
石川県の白山市にある創業明治3年、今年で150年を迎えた老舗酒蔵「吉田酒造店」の酒造りに半年間密着し、職人たちの技と献身的な姿勢を通して酒造りの文化を伝えるドキュメンタリー映画。地元手取川の伏流水や豊かな米の実りを利用した日本酒「手取川」の醸造過程を追いながら、過酷な労働をこなす蔵人たちと杜氏らの姿や仕事ぶりを丹念に記録し、彼らの酒に対するこだわりと家族への思いをつづった作品。監督は、日系アメリカ人のエリック・シライ。「日本人を描きたかった。伝統に裏打ちされた職人技と彼らの暮らしに密着したドキュメンタリー映像を作りたかった」と映画製作の動機を語っている。大量生産が主流の今でも、杜氏の長年の経験と勘で、手作りで日本酒を作り続ける酒蔵の汗と誇りを丁寧に伝える。
監督:エリック・シライ
プロデューサー 津村将子
編集 福永壮志
音楽 海津賢
「和釀良酒」 和は良酒を醸し、良酒は和を醸す
昔ながらの酒造りは10月から翌年4月までの半年間、ひと時も気を抜くことのない厳しい作業が続きます。10人いる蔵人と呼ばれる酒造りの職人は、その間全員が泊り込みの共同生活を送ります。仕事は朝5時から始まり、休みも月に2日程度しかありません。日本海の厳しい寒さの中で、150年もの間、変わることなく男たちの手によって酒造りが続けられているのです。また、美味しい酒には、良質な米や水が欠かせません。目指す酒造りには農家との一致団結が無いと成り立たないのです。まさに自然の「生き物」である米や水、そして日本酒の成長に人間が合わせるとこで、蔵人同士の和が形成され、良い酒が生まれるのです。こうして丹精込めて造られた良酒は、あらゆるところに和を作り、広げていきます。
(受賞歴)
2015年 トライベッカ映画祭
最優秀ドキュメンタリー監督特別審査員賞
2015年 ベンドフィルムフェスティバル
最優秀監督・最優秀ドキュメンタリー賞
2016年 パームスプリングス国際映画祭
最優秀ドキュメンタリー映画ジョン・シュレシンジャー賞
2016年 環境映画祭-ワシントンDC
芸術に対するポリー・クラコラ賞
2016年 シネマアジアフィルムフェスティバル(オランダ)
オーディエンス賞
2016年 ワイメア映画祭(ハワイ)最優秀映画賞
2016年 アシュランド映画祭(オレゴン)
最優秀ドキュメンタリー特別審査員賞
2016年 第7回シネマプラネタパルマレス(メキシコ)
ユース審査員による最優秀ドキュメンタリー賞
2017年 ジェームズビアード財団(ニューヨーク)
放送メディアドキュメンタリー賞