
ご購入(¥495)はこちらから
視聴期限は購入後7日間になります。
以下の月額見放題に登録することで、この動画は見放題になります。

原題:MRITYUBHOJ -the death feast
2017年製作/作品時間52分
撮影地:インド
製作国:インド
インド中央部のチャンバル地区の農村に住むヴィレンダー・クシュワは、父の火葬後13日目に行う「死の饗宴」のために奔走する。父は地域の誰からも尊敬され慕われていたため、大規模な饗宴を計画。兄弟や従弟を動員して、食材の買い付けや招待状の作成、配布などの段取りを始めた。招待者を書き出していくうちに人数は増え続け、3000人に達する。村では「死の饗宴」を行うために借金を抱え、土地や家、果ては子供まで手放してしまう者が後を絶たない。警察やソーシャルワーカーが、この風習をやめさせようと動くが、ヴィレンダーの元を訪れたのは、彼が招待状を配り終えた後だった。カースト最下層の民を苦しめる儀式を目の当たりにする衝撃のドキュメンタリーだ。
監督:アカンクシャ・スード・シン
製作:プラヴィーン・シン
撮影監督:サンジヴ・“グース”・モンガ&ラケシュ・ラナ
作曲:テンジン・クンチョック
音楽:ソマディープ・セン
信仰と経済的負担に翻弄される貧困層
インドの農村部に残る “死の饗宴”と呼ばれる行事は、故人の火葬後13日目に行われます。旅立った魂が、天国で安住の地を見つけられるよう祈るためのものです。遺族は13人のバラモン(僧侶)に食事を振る舞い、寺院に寄付をするほか、村中の人を招待。饗宴の規模が大きく、貧困者には負担が大きい社会的習慣です。饗宴は単なる伝統行事というだけでなく、カーストの地位を確立し、社会での地位を証明し、新しい関係を築くための手段でもあります。村のバラモンは、「その伝統に従って社会に住まなければならない」、そのためもてなす必要があることを示唆しています。
(映画祭/受賞歴)
インド大統領による第65回全国映画賞最優秀編集賞受賞
2019年 第22回文化庁メディア芸術祭 審査員会推薦作品
2018年 世界ドキュメンタリー賞 最優秀短編ドキュメンタリー プラチナ賞を受
2018年 シャンバル国際映画祭(インド) 最優秀ドキュメンタリー賞受賞
2018年 オタワ・インド映画祭(カナダ)最優秀ドキュメンタリー ノミネート
2018年 南アジア短編映画祭 最優秀ドキュメンタリー ノミネート
2018年 シルクロード国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー ノミネート
2018年 第4回アジアレインボーテレビアワード 最優秀ソーシャルドキュメンタリー ノミネート
2017年 第23回コルカタ国際映画祭(インド) 最優秀インドドキュメンタリー受賞