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2017年製作/インド・アメリカ作品時間93分
中国に捕らえられた政治犯の夫との再会を信じ、前向きに生きる亡命チベット人女性の6年間を追ったドキュメンタリー映画。学校へ行ったことがないラモツォは、読み書きができないため、日記の代わりにビデオカメラに向かって話し、日々についての思いを綴っています。80時間に及ぶその映像には、ラモツォがスイスを経てアメリカ・サンフランシスコへたどり着くまで、政治に翻弄されながらも、自らの運命を自らの手で切り拓いて生きる一人の女性の姿が映し出されていました。本作が劇場初公開作品となる小川真利枝監督は、女性ならではの感性でラモツォの心情を捉えながら、彼女の真っ直ぐな生き様を美しく描き出しています。
監督・撮影・編集 小川真利枝
現地コーディネーター 中原一博
テーマ音楽 「Hallelujah」 作詞・作曲:レナード・コーエン
うた 浜田真理子
挿入曲 渡邉知樹
ポストプロダクション 東京サウンドプロダクション
宣伝デザイン 仁木順平
題字 青山麻希
協力 ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
★「ラモツォの亡命ノート」公式ウェブサイト http://www.lhamotso.com
流転の人生 それでも彼女は力強く生きる
アメリカ、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを車で颯爽と走る主人公のラモツォ。彼女の夫は中国に捕らえられた政治犯で、ラモツォは、インド・スイス・アメリカへと亡命しながら、夫の解放を呼びかける活動を続けてきました。自動車の運転が好きだという彼女の姿からは、苦難に直面するチベット難民とは思えないほど、明るく前向きに、しなやかに生きている一人のチベット人女性の魅力を感じさせてくれます。彼女の運命は政治に翻弄され、まさに流転の人生を歩む他に道はないのですが、本作が、チベットと中国の行き詰まった政治闘争を映し出すのではなく、夫を信じて生きる女性の強さを描き出しているところに、「チベットは生き続ける」という未来への希望を感じさせてくれます。