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2011年製作/日本/作品時間72分
長年連れ添った老夫婦の日常を、孫である武井彩乃カメラマンの視点から5年にわたり映し出したドキュメンタリー。結婚して50年になる武井カメラマンの祖父母は静かな毎日を過ごしていたが、ある日、祖母が認知症であることがわかり、祖父にもガンが見つかる。2人の娘で武井カメラマンの母は介護に奔走し、孫自身もカメラを通して現実と向き合い、失われていく時間に思いをはせる。祖母はやがて孫のことは忘れてしまうが、それでも夫のことだけを心配し続けていた。
監督:横山善太
撮影 :武井彩乃
音楽 :高山英丈
家族の絆、人を愛することの尊さ
本作は、がんと認知症が発覚した一組の老夫婦とその周囲の者たちの姿を見つめたドキュメンタリー映画です。日本大学藝術学部映画学科撮影コースで学ぶ武井彩乃が、練習用にと5年間にわたって撮影した祖父母たちの映像を、「カヲリの椅子」などの短編作品で注目を浴びる横山善太が監督を務め、ひとつの作品としてまとめ上げました。孫でなければ撮れない至近距離から、祖父母や母の日常にあふれる人間的な感情のリアルを捉え、老い、介護、別れといったものだけを見つめるのではなく、そこから家族の絆や人を愛することの尊さを浮かび上がらせていく温かな視線が、観る者の心をつかみます。
文部科学省 社会教育(教養)青年・成人向き 選定作品
第2回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル 観客賞受賞
第12回 TAMA NEW WAVEある視点<家族を描くドキュメンタリー特集>上映作品