本編を視聴するには、視聴条件をご確認ください

軍隊 韓国軍2年の兵役

【日本初公開作品】
原題:Army
2018年製作/作品時間89分
撮影地:韓国
製作国:韓国
 
韓国人男性に義務付けられている2年間の兵役。その実情を、青年・ウチュルに密着して描いた作品。軍隊の厳しいルールに戸惑いながらも、徐々に兵士としての行動や心得を身に付けていったウチュル。基礎訓練を修了した後、配属されたのは要人の儀礼や警護にあたる儀仗隊だった。そこでは、振り付けに従った銃裁きの練習が延々と続く。体力も精神もすり減らし、仲間と打ち解けることもできず、ウチュルは孤独を感じるようになった。撮影中止を要請されるほど追い詰められた彼を支えるものは何なのか。自身も兵役を経験し、長い間トラウマを抱えた監督が、映像を通して軍隊と韓国社会の現実を訴えた。
 
監督・撮影監督:ケルヴィン・ギョングン・パク  
撮影監督:デヴィッド・パク  
音楽:パウロ・ヴィヴァックア
 
◆20歳前後の2年間を国防に捧げる若者たち◆
韓国と北朝鮮は1953年から現在まで休戦状態にあり、いつ戦争が起きてもおかしくないほどの関係です。そのため韓国では、戦争への備えとして兵役制度を採用。韓国国籍を持つ成人男性には2年間の兵役義務を課しています。韓国人男性は、満18歳で徴兵検査の対象者となり、19歳になる年に兵役判定の検査を受けます。健康状態や精神状態を検査されて適性を認められた者は、軍隊に入隊することになります。国民としての義務を果たすためとはいえ、何の補償もなく最低賃金にも満たない給与で任務に就き、閉鎖された空間で過ごさなければならない若者たち。ときに上官の過酷ないじめや性的虐待なども発覚し、軍内のモラルが問われています。

[予告編]
 
(映画賞/映画祭)
BIFF Mecenaut Award、釜山国際映画祭 最優秀賞受賞
ライプツィヒ国際ドキュメンタリー映画祭(ドイツ)
シャルジャフィルムプラットフォーム(アラブ首長国連邦)
EIDF国際ドキュメンタリー映画祭(韓国)

販売終了 配信終了

この動画は2024年06月24日 00時00分に販売終了しました。

購入済の方は、ログインすると視聴できます

カテゴリ

お気に入り登録

お気に入り登録数:86