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カブールの中で

【日本初公開】
原題:Inside Kabul
2023年製作/作品時間30分
撮影地:アフガニスタン
製作国:フランス、デンマーク
 
タリバンがアフガニスタンの政権を再び掌握したことで激変した、二人の女性の運命を追った作品。カブールに残りタリバンの暴力に直面しているラハ、アフガニスタンを脱出し、アブダビ(アラブ首長国連邦)の難民キャンプに身を置くマルワ。目の前の世界が崩壊していく中で、二人はあるジャーナリストと何百もの音声メモのやりとりを残した。友情、勇気、望郷の念。さまざまな思いを交錯させ、未来への希望を抱く。肉声を収めたリアルな音源を原典に、アニメーションで視覚化した異色のドキュメンタリーだ。

監督: キャロリン・ジレ、ドゥニ・ワルゲンウィッツ
プロデューサー: エステル・フィアロン、マチュー・リエジョワ、モニカ・エルストルム
編集:ソニア・ソコロフスキー、ルイーズ・ジャイエット
音楽:テオ・ブランジェ

◆受け入れ前提に退避させ、受け入れを渋るアメリカ◆
2021年8月、アラブ首長国連邦(UAE)はアメリカの要請を受け、タリバンが全権を掌握したアフガニスタンから退避したアフガニスタン人を受け入れました。滞在の目的はアメリカを中心とした第三国への移転でした。しかし移転は思うように進まず、2022年2月には、アブダビの収容施設で抗議行動が起こりました。行くあてがないアフガン人は治安上の懸念材料として審査され、アメリカの査証はスムーズに手に入りません。UAEに避難していた人の中には、残してきた家族を支援するため、報復される危険を冒してまで母国に戻る人たちもいます。
 
[予告編]
 
(受賞歴/映画祭)
 
2023年 コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭 オフィシャルセレクション
2023年 テッサロニキ国際ドキュメンタリー映画祭 オフィシャルセレクション

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