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【新登場】秘境をぶっ飛ばせ!インドネシア編
【日本初公開】
原題:DICING WITH DEATH
2023年製作/作品時間48分
撮影地:インドネシア
製作国:フランス
人気シリーズ『秘境をぶっ飛ばせ』の第3弾はインドネシア・スマトラ島から。オランダ植民地時代に敷設された鉄道を再生させるため、男たちはエンジンや発電機を買い、さまざまな中古部品を集めて車両を作った。最高時速30キロで森の中を疾走するはずが、線路の老朽化や災害により立ち往生。人力の補助を得て、目的地の鉱山を目指す。
大都市間の移動手段はバスだが、道路は未舗装のまま。モンスーンの時期には、道路の穴やぬかるみにはまったバスを、乗客も含めてその場にいる全員で脱出させる。わずか数十キロの距離を一日がかりで移動する“秘境の旅”だ。移動には過酷な雨季でさえ、前向きに生きる人々のタフさが垣間見えるドキュメンタリーだ。
監督・プロデューサー:ギョーム・ロトリエ、アントワーヌ・ボダール
音楽:ジュリアン・バリル
編集 フレデリック・デコサス、アレクサンドル・バッソ
◆雨季の未舗装道路で困難を極める長距離移動
スマトラ島の面積は日本の約1.3倍。かつては島の大部分を熱帯林が占めていましたが、パーム油産業や鉱山開発などのために伐採され、1985年以降の30年間で森林面積は半分以上が消失しました。島内の交通網は脆弱で、長距離移動はバス利用が一般的です。しかし、島を横断する道路の建設計画はあるものの、開通しているのはまだ一部のみ。インドネシアの州道・市道の舗装率は5〜6割程度と低く、地方交通の妨げとなっています。100kmあたりの平均移動時間は2.7時間で、タイやマレーシアの2倍以上。ASEAN諸国の中でも道路整備の遅れが目立っています。雨季には道路の冠水や土砂崩れが発生しやすく、移動が困難になることがあります。
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