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【新登場】ぼくが飛ぶまで
原題:Until I Fly
2024年製作/作品時間90分
撮影地:インド
製作国:インド、フランス
※全世界から視聴可能
主人公のヴィールは、インド・ヒマラヤ山脈の小さな村に住む少年。インド人の母とネパール人の父の間に生まれた。一家は村人から日常的に侮辱や嫌がらせなどの差別を受け、ヴィールも侮蔑の意味合いで「ネパール人」と呼ばれている。学校では級友たちに「泥棒」「失せろ」と罵られ、叩かれたり石を投げられたりの毎日だった。彼は学校に通うことをやめ、一家も近所の嫌がらせに耐えかね、人里離れた山の中腹に引っ越した。2年後、改めて入学を強いられたヴィール。そこで9歳の少年を待ち受けていたのは、思いもしない出来事だった。大人が作りだした差別社会を、子供たちはどう受け止めるのか。小さな村のコミュニティーを数年がかりで追った作品だ。
監督:カニシカ・ソンタリア、シデシュ・シェティ
撮影:シデシュ・シェティ
録音:カニシカ・ソンタリア
編集:オードリー・モーリオン
◆民族的偏見と、市民権を無視した理不尽な扱い
インド社会におけるネパール系住民は、市民権があるにもかかわらず「自国内の外国人」という立場で深刻な差別の対象となっています。根底には、モンゴロイド系の容姿を「非インド的」と見なす人種的偏見があり、しばしば「中国人」等のレッテルを貼られます。また、1950年の「インド・ネパール平和友好条約」によって実現した自由な往来が、インド市民である彼らとネパール国籍者の区別を曖昧にしました。「すべてのネパール系住民は隣国からの移民や一時的な滞在者である」という偏った認識を社会に定着させているのです。実生活では、職場での蔑称や警察による不当尋問といった差別に直面したり、公的医療から疎外されたりもしています。
[予告編]
(受賞歴/映画祭)
2024年 テッサロニキ国際ドキュメンタリー映画祭(ギリシャ) オフィシャルセレクション
2024年 ANTHROPOLOGICALエルサレム映画祭(イスラエル) オフィシャルセレクション
2024年 ジッフォーニ映画祭(イタリア) ノミネート
2024年 MOSTRAサンパウロ国際映画祭(ブラジル) ノミネート
2024年 TRT国際ドキュメンタリー賞(トルコ) ノミネート
2024年 キッツビュール映画祭(オーストリア) ノミネート
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