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【新登場】 チャット&ラップ ―イラン、抗議のビート―
原題:CHAT & RAP
2025年製作/作品時間60分
撮影地:イラン
製作国:イラン
※全世界から視聴可能
イラン南東部、バルチスタンで活動する5人の先駆的な地元ラッパーたちの姿を追った作品。パキスタン、アフガニスタンとの国境に面したこの地域は、経済発展も政府からの支援もなく、失業者で溢れている。社会に馴染めない若者たちは、過酷な現実や日常の苦難をラップに込め、力強いプロテスト・ソングを放ち始めた。しかイラン国内ではロックやラップは違法な音楽とされ、刑罰の対象だ。彼らは名声や金のためではなく、ただ「社会を良くしたい」という純粋な願いから歌い続ける。不条理な抑圧に抗い、音楽を通じて自らの存在を証明しようとする彼らの切実な生き様をリアルに映し出している。
監督:モハマドアリ・ラフシャニ・サーベル
撮影・編集:モハマドアリ・ラフシャニ・サーベル
音響:モハマド・キャスラ・シラニ、ホセイン・ゴルギ
助監督:ゾフレ・ナルイ
◆規制をすり抜け社会に響かせるプロテストソング◆
イランでは、非宗教的あるいは「西洋的」とされる音楽が厳しく制限されており、音源の制作やコンサートの開催には文化省の許可が必須とされています。なかでもラップ音楽は「卑俗な言葉の使用」を理由に違法と宣言され、アーティストは地下での活動を余儀なくされています。しかし、若者たちはインターネットやSNSを駆使して政府の規制をすり抜け、 アンダーグラウンドで音楽を発信し続けています。彼らにとってラップは、女性の権利や政府の腐敗といった不条理な社会現実を告発する、強力な抗議の手段。こうした表現活動には極めて高いリスクが伴い、地下スタジオの閉鎖だけでなく、表現者自身が逮捕や過酷な拷問、死刑判決に処されるなど、厳しい弾圧が行われています。
[予告編]
(受賞歴/映画祭)
2019年 Impact Docs Award(アメリカ) ドキュメンタリー長編部門特別賞受賞
2019年 バルセロナ人権映画祭(スペイン) 中編部門最優秀賞受賞
2019年 国連協会国際映画祭(アメリカ) オフィシャルセレクション
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