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狂気と暴走 インドネシアサッカーの苦悩

【日本初公開作品】
原題:Running Amok
2019年製作/作品時間30分
撮影地: インドネシア
製作国: オーストラリア
 
“世界最凶”と恐れられているインドネシアのサッカーリーグ。1994年以降、2019年までに74人のサポーターが命を落としている。スタジアムには怒号が響き、発煙筒が焚かれ、街中ではサポーター同士の争いが絶えない。敵地であってもひるまず潜入する彼らは、常にいさかいのリスクに直面している。死者が出るたびに観戦禁止やリーグの中断など、厳しい措置が取られた。暴動を回避するためにサポーターのリーダーたちは策を練るが、その一方でリーグにはびこる八百長にもファンは激怒する。暴動と腐敗、二つの問題を抱えてもなお、熱狂の渦に包まれているインドネシアサッカー界の“リアル”がここにある。
 
取材:デビッド・リプソン  
プロデューサー: マット・デービス アルチコ・ジュリアーノ、アケ・プリハンタリ、アリ・ウー  
撮影: フィル・ヘミングウェイ、マット・デービス
 
◆混乱と暴動のリスクをはらむスタジアム◆
経済成長著しいインドネシアに、サッカーのプロリーグが発足したのは1994年。日本でJリーグが開幕した翌年です。現在1部リーグに18チームが所属。国技のバドミントンを超えるほどの人気スポーツです。特にサポーターの熱狂度合いは世界でもトップクラスと言われるほど。作品原題の「アモック(Amok)」は、インドネシア人に多く見られる心理状態のことで「逆上、興奮して暴れる、混乱、暴動状態」などの意味で使われます。集団になると暴動が起きやすい国民性に加えて、定員を上回る観客が入場していることがあり、主催者には安全なスタジアム運営が求められています。

[予告編]

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