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雲に寄り添うがごとく−救出された少女の物語−

【日本初公開作品】
原題:TENDING CLOUDS
2020年製作/作品時間56分
撮影地:カンボジア・アメリカ
製作国:アメリカ
 
カンボジアには、「人の心を癒やすのは、雲に寄り添うがごとく難しい」という諺がある。カンボジアのスワイパック地区で生まれ、8歳のとき、母親から小児性愛者に売られたカンボジア人のレクスマイは、後に、彼女の人生を大きく変えた支援団体によって救出され、自らの人生を取り戻すことに成功する。彼女を支えたのは、「自由」、「正義」、そして「愛」。23歳の彼女は、母親との関係と、彼女を虐待した犯罪者の再審によって、再び少女時代の地獄の日々と向き合うことになる。しかし、他の誰かが自分と同じ経験を繰り返さないようにという思いは、彼女を一層強くしている。「人に光を与え、物語を語れる人になりたい」。
 
監督:ジョエル・サンドヴォス  
製作総指揮:ジェイニー・シュガート、スティーブ・シュガート  
共同製作:ジョエル・サンドヴォス、ジェイニー・シュガート  
撮影:ジョエル・サンドヴォス、カムレン・セクストン、ビリー・スキャンラン、アリスター・ハチソン、アンディ・ブラロック、チェトラ・ホン
 
◆予防、救済、回復、社会復帰が人身売買を止める◆
アガペ・インターナショナル・ミッションズ(AIM)は、カンボジアで性的人身売買によって傷ついた少女たちを救い、癒し、力を与える活動を行っている非営利、非宗派、非政府団体です。売春宿や間接的な性的施設(ビアガーデン、マッサージパーラー、サロン、カラオケバーなど)を調査し、加害者の逮捕にも協力しています。これまでに、1,500人以上の被害者を救出し、350人以上の人身売買業者を逮捕しました。人身売買を止める4つの要素は、予防、救済、回復、社会復帰といわれています。彼らは、救出され、地獄から解放された少女たちが、他の少女たちを救い出す。その循環をめざしているのです。 同じく、AIMの取り組みに密着し、児童買春の実態に迫ったドキュメンタリー映画「ザ・ピンク・ルーム」(アジアンドキュメンタリーズで配信中)は、米国エミー賞ベストドキュメンタリーに選ばれています。

[予告編]
 
(映画祭)
セントルイス国際映画祭(ミズーリ州)
ドッグエッジ映画祭(オークランド)
ブリッケンリッジ映画祭(コロラド州)
ジャスティス映画祭(NY)
シアトルトゥルーインディペンデント映画祭(シアトル)
LA女性映画祭
バーバンク国際映画祭(カリフォルニア州)
リールハート国際映画祭(トロント)
ニュー・ホープ映画祭(ペンシルバニア州)
国境なき映画祭(デラウェア州)
マリーナ・デル・レイ映画祭(カリフォルニア州)
シャートクア国際映画祭(NY)
フリッカーズのロードアイランド国際映画祭(ロードアイランド州)

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