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【新登場】マレーシア:森が台所 パパイヤ花炒めと鶏肉の竹筒蒸し
【日本初公開】
原題:Slumfood Millionaire:Provinces
2022年製作/作品時間24分 (全6話)
撮影地:マレーシア
製作国:シンガポール
マレーシア・ボルネオ島の都市ビントゥルのゴミ捨て場で、子どもたちと暮らすティナ。貧困層の彼女たちは、バラック住まいの裏庭で野菜を育て、自給自足の生活を送っている。パパイヤのつぼみの炒め物は、最も身近で誰もが好む家庭料理だ。ボルネオ島の先住民族、イバン族の“村長”コリーナは、同じ長屋で暮らす住人たちとタケノコや山菜を採って食べる。タケノコと、近くの川で獲れた魚を発酵させて揚げた“イカン・ペカサム”は先祖代々伝わる料理で、来客へのもてなしの定番だという。竹は成長した後も料理に使われ、鳥肉を竹筒で蒸し焼きにした“アヤム・パンスー”は、イバン族の大好物。質素な暮らしの中、手に入るものだけで、とっておきの一品を作る。ボルネオ島の料理には、庶民の工夫があふれている。
監督・撮影:エリクソン・ガンゴソ
制作総指揮:エリクソン・ガンゴソ、ケリー・リン
シリーズプロデューサー:ケリー・リン
フィクサー・リサーチ:レオナルド・ゴヴィン・アラザ、インディアナ・アラザ
◆自給自足と長屋生活が基本スタイルのボルネオ先住民
多民族国家のマレーシアの中でも、とりわけ多様性に富んでいるのがボルネオ島北西部のサラワク州です。国内最大の州であり、人口の多くがイバン族、ビダユ族、プナン族などの先住民。特にイバン族は州人口のおよそ3割を占めており、州の人口比率としては最大の部族です。ボルネオ島の先住民たちは長い間、森での狩猟採集や、河川・海岸での漁業を生業として暮らしていました。食材の中心は、山菜や野生の魚介など。自然の恵みを生かした、自給自足の生活です。先住民族の家は、ひとつ屋根の下に数家族が集まって暮らす長屋スタイルが一般的。家の下では家畜を飼い、その恵みも食文化に生かしています。
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