制限なし

【タウンリポート】ネパールの商店街が変身中

《ASIAN TOWN REPORT vol.5》

アジアの街角を現地の生活者の視点でウォッチしてみるアジアン・タウン・リポート。私たち日本人がまだまだ知らない現地ならではの常識や流行、社会や経済・文化にまつわる話題を気ままに報告してもらいます。今回は、ネパールのコンビニ事情についてご紹介します。
 

 

 

ネパールコンビニと商店街

新しい店が出来るのは、一つの楽しみでもあったりします。 
あそこに何かできそうだね?食べ物屋?スーパー?… ?そんな勝手な想像をしながら、完成までに工事現場の前を、時々通ったりします。完成して、想像とは違うものが出来ていたりすると、ちょっとガッカリしたりもします。 
最近よく行くエリアが商店街、飲食街になりつつあります。もともと何もなかった所に、1件のミニスーパーが出来て、2、3年後、そのとなりに肉屋が出来て、八百屋が出来て、しばらくするとか、飲食店が3件出来て… 。そのうち、そのエリアの真ん中当たりに小さな木を植えて丸く囲んだチョウタラ(菩提樹の木の下で休憩したりする場所)が出来て。ここ何年か次々と新しい店が誕生し続けています。 
つい最近では、そこにホテルらしい建設が進行中で、その周りは、益々、店が増えて来ています。洋品店の隣りに洋品店。元々肉屋だったのが又洋品店。ローカルなレストランは、キレイに内装替えしています。新しくレンタルスペースとして建築中の建物もあり、そこが、新しい商店街になると想像出来ます。チョウタラを中心に、続々と拡張している様子が 見えてきます
 

セブンイレブンではないセブンイレブン 

真っ赤なペイントで、シャッターも真っ赤な店が、できてるよ!… 。 
今度は、何だろう?7/11(seven eleven )。 
ペンキ屋が、店の上当たりに店ロゴを描いている。真っ赤なセブンイレブンの誕生です。 
すごく目立つし、店名もいいよね… 。 
私たちは、店や会社を立ち上げる際は、社名、店名をあれこれと考え尽くし、コンセプトから何やらと時間をかけて決めるのが一般的ですね。 
日本のセブンイレブンのチェーン店ではないけれどseven eleven です。いい名前はそのままいただいてしまう、ネパール人の思考って、カンタンでわかりやすくて、いつもそう思います。 
ちなみに、近所にマサラデビという地名があります。そこ辺りの店の名前は、マサラデビ電気店、マサラデビ建材屋、マサラデスーパー、マサラデビ雑貨店。マサラデビだらけです。少しのひねりもない直球です。カンタンわかりやすいでok。最高の名前でしょ!と堂々としたネパール人の顔が目に浮かびます。

 

 
 

キレイでスッキリ、ネパールっぽくない 

ここ最近、ネパール(カトマンズ)では、コンビニが増えつつあります。セブンイレブンの他、Big mart ビッグマート、KK martケーケーマートがお馴染みコンビニです。 
特徴としては、陳列がシャキっとしてホコリっぽくない。このホコリっぽくないというのが、ネパールでは、画期的であると感じます。KK martは店員がおそろいの制服を着ています。制服というのが、更にシャキッと感を出しています。肉類(冷凍)、卵、アイスクリーム、酒類、食料品、日用雑貨など、欲しいもの人気商品がそろっています。Big martは、野菜、果物も買えます。携帯料金を払える機械も設置されて便利です。マサラや線香、ダル(豆類)、ネパールスナック(ピリ辛味)などは、ネパール観光のお土産におすすめです 
また、それぞれの店の前には、モモ屋(ネパールの餃子?のような食べ物)、バーガー屋、 
グリルチキンの屋台が並んでいます。この屋台商売が、軒並み流行っていて大型ショピングモール、スーパーの敷地内には必ずあって、いつでも賑わっているのを見かけます。 

今までの古いよろず屋商店は、ネパール色の感じるアジアンちっくな雑多な店です。ごちゃごちゃなホコリっぽさが良い、というのもあります。コンビニは、キレイでスッキリちょっとネパールっぽくないのが良い、いずれの店も長く続いて欲しいと思います。古いものと新しいものが両方あるのが理想です。ネパール人の暮らしの中で、外食や買い物が、多様な店の誕生で潤って行くことは、明るい楽しいことだと感じています。

 

 

 

 
 

チャウチャウ 

・・・インスタントラーメン。煮て食べるのが基本ですが、そのままをスナック菓子のように食べるのもネパール風。 

 
   

Realリアルジュース 

・・・ネパール産の商品、ジュースと言えば、Realというぐらい人気の商品。 


キンダージョイ 
・・・おまけ付きチョコレート.子どもの誕生会のお返し袋によく入ってくる。子どもに人気がある。 

 
Hajmolaハズモラ 
・・・マサラ(ネパール料理には欠かせない)と塩でできた錠剤。薬というよりは、栄養剤みたいなもので、子どもにから大人まで、人気の商品。 

 
マサラスナック 
・・・種類豊富で、ピリ辛スナック、包装袋がキラキラでアジアっぽい。

 
  
執筆者ダミー画像
Shyu シュウ
2007年ネパール移住。物心ついた頃からアジア好き。ライター。音楽大学ピアノ科卒業後、点々と好きなことをやって来たらネパールにたどり着く。極彩色のモノ、本、古い歴史あるもの、アート、工夫好き。夫はネパール国籍。一児の母。
公開日: 2018年09月08日 00:00