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ごちそう茶事。- A film about Japanese tea -
2021年製作/作品時間52分
撮影地:日本
製作国:日本
天竜、本山、宇治、狭山、五ヶ瀬……日本各地の産地と東京の専門店を訪ね、お茶の魅力をあますところなく映像に収めた。土のエネルギーを生かした栽培技術、摘みたての新芽の香りを逃さず茶葉に閉じ込める技法、より良いものを求めて品種改良に励む育種家……作り手の思いの深さは無限だ。育てる、摘む、蒸す、揉む、干す、炒るなどの工程ひとつひとつに宿るプロフェッショナルな意識も伝わってくる。茶農家のさまざまな思とともに、その思いを受けて最高のお茶をサーブする淹れ手たちの情熱が、日本茶の可能性を広げていく。長い年月をかけて育まれてきた日本茶と喫茶文化の奥深さと面白さを感じさせる作品だ。
プロデューサー・脚本:たかつまこと
編集監督:岡田豪 音楽:田村瞳実
主題歌:藤原功次郎「彼方へ」
タイトル書:白石玄雨
制作:日本茶ドキュメンタリー映画制作チーム
◆世界で一番緑茶を飲んでいる日本人◆
日本のお茶は、奈良〜平安時代に中国から伝わったと考えられており、茶の栽培が始まったのは今から800年以上前の鎌倉時代のこととされています。伝来当初、茶は薬用として飲まれていましたが、次第に嗜好品へと変化。江戸時代に煎茶が伝わると食中の飲み物として緑茶が普及しました。緑茶の国内消費量は2004年の11万6000トンをピークに、近年は減少傾向です。一方で海外では緑茶の人気が上昇中。21年の輸出額は204億1824万円(前年比26.1%増)と、2年連続で過去最高を更新しました。それでも1人あたりの緑茶消費量は日本人が最も多く年間約650グラム。2位ベトナムの380グラムを大きく上回っています。緑茶は日本人にとって欠かせない文化の一つなのです。
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