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極限の大地を駆ける

【日本初公開】
原題:出發
英題:Run For Dream
2019年製作/作品時間102分
撮影地:台湾、アメリカ、ブルキナファソ、カナダ、オーストラリア、ボリビア、ナミビア、中国、チリ、南極
製作国:台湾
 
台湾人のトミー・チェンは、ウルトラマラソンのランナー。険しい山岳地帯や極寒の雪原、灼熱の砂漠地帯など、究極にハードな環境下での数百キロのレースに出場する。ヒマラヤ、北極、南極を含む7大陸8レースのウルトラマラソンを5年がかりで完走。タフな肉体と精神の持ち主だが、2011年に咽頭がんが見つかった。手術後6カ月の休養をとったものの、以後はひたすら走り続けた。2016年、トミーは4大砂漠で計1000キロを走破するウルトラマラソンの世界選手権に挑戦。目指すのは優勝だった。ナミビア、中国、チリ、そして最後は南極という過酷なステージが待ち受ける。想像を絶する気象条件により、思わぬトラブルにも見舞われる。人間心理の極限に迫るドキュメンタリー映画。
 
監督:マウセン・ファン
撮影監督:ジミー・ウー、フン・パンチャン
音楽:ルアンタン・アセント
製作総指揮:アソン・チェン
原案:マウ・センファン、イェン・ポーチェン
 
◆ウルトラマラソンは、究極の環境下でサバイバル◆
国際ウルトラマラソンは、アフリカのサハラ砂漠、アジアのゴビ砂漠、南米のアタカマ砂漠、南極の氷砂漠で開催されます。極寒、酷暑、強風、極度の乾燥など、悪条件の場所で、それぞれ250キロのコースを設定。7日間で走り切るものです。過酷な環境はもはやマラソンではなくサバイバルと言っていいほど。最終ステージの南極は、サハラ、ゴビ、アタカマの3つのうち2つ以上完走しないと出場できないルールになっています。ランニングは誰でも始められる身近なスポーツですが、ウルトラマラソンのような、極めて高いハードルの大会があるのが奥深さと言えます。
 
[予告編]
 
(映画賞/映画祭)

2022年 Maui映画祭(ハワイ) オフィシャルセレクション

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