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バイヤーズ・クラブ いのちの密輸

【日本初配信】
原題:THE BUYERS CLUB
2019年製作/作品時間50分
撮影地:オーストラリア、インド、スウェーデン
製作国:インド、フランス

2013年、C型肝炎の治療薬「ソバルディ」が開発された。世界におよそ1億人いるといわれている患者たちに希望の光が差し込んだが、開発者のギリアド・サイエンシズ社は特許を取得し、一人当たり8万4千ドルという途方もない価格で販売した。この「世界で最も高価な薬」を求め、一人の男が立ち上がった。オーストラリア・タスマニア島に住むグレッグだ。ジェネリックのソバルディがインドで製造されていると知り、すぐに渡航。インドで人脈を作り、薬の個人輸入をサポートするエージェントを設立した。しかし、この薬を使うことは欧米やオーストラリアでは違法行為にあたる。同じ病気に苦しむ人々にもチャンスを与えようと、利益を優先する企業に挑む、一人の男の物語。

監督:マンダキニ・ガーロット、クレモン・ガルグロー
撮影:クレモン・ガルグロー、ヴァンサン・ケルネール、エレーヌ・エックマン
編集:ジュリアン・デュフォー
製作総指揮:バベルプレス、トマ・エリス

◆国によって異なる医薬品の価格◆
C型肝炎治療薬の「ソバルディ」は2013年に米国で承認され、1年後には売上が100億ドルを超え、世界で2番目に販売額が大きい薬となりました。問題となったのは価格でした。日本でも当初は1錠あたりが6万1799円。12週間の服用で、併用薬を含めた薬剤費は約550万円にも及ぶものでした(ただし高額療養費制度や自治体による助成制度で、患者の負担は月1万~2万円)。一方、C型肝炎患者が多いエジプトなどの途上国では1錠10ドルで販売しています。ギリアド・サイエンシズ社は後発薬メーカーによるライセンス生産を認めて、生産国のインドでは4.29ドル/錠で販売しているのです。ただし、後発薬メーカーが後発品を販売できる国は、同社の基準で選ぶ101の途上国に限定されています。


[予告編]

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