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外貨の奴隷たち

原題:DOLLAR HEROES
2018年製作/作品時間52分
撮影地:ロシア・ポーランド・北朝鮮
製作国:ドイツ
 
北朝鮮が外貨獲得のために海外へ送り出す労働者は、約10万人と推計されている。彼らは常に当局の監視下に置かれ、1日12時間労働を強いられている。しかし、給与は当局に上納しなければならないため、稼いだ金はほとんど手元に残らない。まさに彼らは、現代の「強制労働」、外貨獲得のための奴隷と言っても過言ではない。取材班は、ロシアの建設現場や東ヨーロッパの造船所で働く奴隷労働者たちの実態と生の声を隠しカメラで撮影。ポーランドでは造船会社の経営者を装い北朝鮮の代理人と接触し、奴隷労働の全貌に迫ろうとした。国際社会による経済制裁の抜け穴を利用する北朝鮮と協力国の存在も見え隠れする。
 
監督: カール・ギェルストルファー、セバスティアン・ヴァイス  
製作総指揮: メッテ・ホフマン・メイヤー、ニック・フレイザー  
プロデューサー:トリスタン・ヒトロシェク、ウォンジュン・ペ
 
◆無報酬労働と供出を強いられる北朝鮮市民◆
北朝鮮の「強制労働」は、海外に派遣される労働者だけの話ではありません。じつは国内の様々なプロジェクトに動員される北朝鮮人民の多くが、無報酬労働と供出を強いられています。財産も人脈もなく、賄賂を使う余裕もない、その地域で最も貧しい住民たちが、搾取され続けているのです。こうしたことが繰り返されると、階級格差はますます深刻化し、人々の労働意欲は低下します。手抜き工事が横行し、新築の建造物が倒壊する大事故も繰り返し起きています。さらに「深刻な食糧危機」がすでに栄養失調や餓死につながっており、収入を絶たれた多くの人々が物乞いに追い込まれているという報告もあるのです。

[予告編]
 
(映画賞/映画祭)
モンテカルロテレビジョンフェスティバル 最優秀ドキュメンタリー賞

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