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HIKIKOMORI フランス・日本

~コロナ禍で進んだ若者の失業率と直面する8050問題!引きこもり問題の背景と海外の比較で探る社会復帰ドキュメンタリー作品~


【日本初公開作品】
原題:HIKIKOMORI:THE LOCKED GENERATION
2020年製作/作品時間69分
撮影地:フランス・日本
製作国:フランス
※一部の国からは視聴できません
 
これまで「ひきこもり」は日本特有のものとされてきたが、もはや世界共通の社会問題として知られるようになっている。日本では「ひきこもり」が100万人を超える一方、フランスでは若年層が数万人いるとされ、家族を巻き込んで深刻化している。本作では、苦悩する本人や途方に暮れる親の証言と体験談、日本の事例を研究しながら解決の糸口を探ろうとするフランスの精神科医や支援者たち、さらにフランスの視点から垣間見た日本の現状を取材し、「ひきこもり」の背景にはどのような問題が隠されているのか、解決策はないのか、将来社会に与える影響などについて丹念に紐解いていくドキュメンタリー。
 
監督:ミカエル・ガニェ  
制作:マルク・ベルデュゴ、バルバラ・コンフォルティ  
編集:マチュー・レール  
音楽:マクシム・ボーデ  
ナレーション:イアン・ビショップ  
撮影:ガブリエル・ブティ、ジョゼフ・アレイ 
 

<作品の見どころ・社会問題提起>

◆コロナ禍の影響により、世界中で深刻化する失業率と「ひきこもり」◆

2020年11月、フランスでは若年層の失業率が22.1%(65万人)を記録しました。イタリアでも29.5%(41万4,000人)の若年層が失業しています。こうした状況下で、フランスでも、イタリアでも、「ひきこもり」が深刻化している現状があります。コロナ禍によって就職できず、自立する機会を失った若者たちが、自らを価値の無い存在と感じ、絶望的な孤立感にさいなまれているのです。

◆長引く引きこもり問題と高齢化が進展する8050問題に直面◆

現代社会が抱える深刻な問題で社会的孤立の「ひきこもり」や失業状態の「ニート」。かつて日本でも不況と就職氷河期の世代で「ひきこもり」が生まれ、長期化・高齢化しています。80代の親が、50代の子どもの経済的支援を余儀なくされる「8050問題」は、その象徴といえます。コロナ禍がもたらす社会への大きな打撃は、「ひきこもり」を予想できないほどの大きな規模で、悪化させかねないのです。家庭内の問題と捉えられてきた引きこもりから、社会的孤立の支援に向け、近年では支援団体やカウンセリングを通じた社会復帰の取り組みも進んでいますが、複雑な社会事情に絡むこの社会問題の再生への道は険しい道でもあります。

[予告編]

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