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サーカス・カトマンズ たとえ堕ちたとしても
【日本初公開作品】
原題:Even When I Fall
2020年製作/作品時間90分
撮影地:ネパール、インド
製作国:イギリス
毎年、約1万人の女性と子どもが、ネパールからインドへ売られる。このルートは世界的にみても人身売買の数が多い。売買された子どもの行き先の1つがサーカスだ。ほとんどの場合、子どもたちは身体的および性的に虐待を受けるという。インドのサーカスから救出されたネパール人のサラスヴァティーは、8歳でサーカスに連れてこられ、14歳でオーナーの息子と結婚し、双子の男の子を産んだ。彼女は、社会復帰を支援する慈善団体の保護を受けながら、やがて自分と同様にサーカスへ売られ、傷ついた仲間たちと出会い、次第にもう一度サーカスへの思いを募らせていく。ネパールで唯一の、新しいサーカスを結成するのだ。
監督:スカイ・ニール、ケイト・マクラーノン
製作:エルム・シェイクリファアル
製作総指揮:リジー・フランク
撮影:ベン・マーシャル
編集:アリス・パウエル
音楽:ジェリー・レイン
音響:デニス・ホイートリー、ソルティ・シー
◆サーカスの奴隷から、サーカスの希望の星へ◆
「サーカス・カトマンズ」は、幼くしてサーカスに売られ、心身ともに深く傷ついた子どもたちが、今度はサーカスで自らを取り戻し、パフォーマンスを通じて人々にメッセージを伝えようと結成したネパール唯一の現代サーカスです。これまでネパールでは、人身売買を生き延びた女性が、しばしば汚名を着せられ、社会的にも虐げられるという二重の苦しみを強いられてきました。そうした誤解を解き、いかに人身売買が罪深いかを、パフォーマンスに自らの体験を織り交ぜながら伝える活動が、多くのネパールの人々の心をつかみます。そして、そのメッセージは、世界にも届きはじめています。サーカス・カトマンズは、物語とパフォーマンスを通じ、ネパールと世界に向けた啓蒙活動を続けているのです。
[予告編]
(映画祭)
2020年 ドイツ国際エスノグラフィック映画祭
2019年 LAファム国際映画祭(ロサンゼルス)
2018年 フリーランド映画祭(ウィスコンシン州、グリーンレイク)
2018年 ストックホルム国際映画祭
2018年 DocLounge Film Festival(スウェーデン、ルンド)
2018年 DocLounge Film Festival(フィンランド、ヘルシンキ)
2018年 DocLounge Film Festival(スウェーデン、マルメ)
2018年 DocLounge Film Festival(フィンランド、タンペレ)
2017年 カトマンズ国際映画祭
2017年 南アジアドキュメンタリー映画祭(ネパールプレミア)
2017年 アジャルユース映画祭(カタール、ドーハ)
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