特集「わたしの青春」（全20本）
◆青春時代の人間模様を捉えた映像の数々
ときに無鉄砲で、ときに迷い、常に多感な10代の若者たち。国籍や民族は違っても、若さゆえの感性は、大人世代では持ちえないものです。「X世代」「ゆとり世代」「悟り世代」「Z世代」など、若者を形容する言葉は時代ごとに変化してきましたが、いずれも彼らを「理解し難いもの」としてとらえていたのかもしれません。国家体制や社会状況によって、若者が追い求めるものは多種多様です。「守るべきもの」「求めるもの」のために、自らが置かれた環境に抗い続けた先に何が見えるでしょうか。迷走と決断を繰り返しながら前進していく、彼らの“青春”にフォーカスしました。
◆仲間とともに困難を乗り越え未来を築く
可能性にあふれた青春時代であっても、ものごとが順調に進むことは滅多にないでしょう。数えきれないくらいの挫折や失望を経験して、若者たちは成長していきます。そこで大切なのは、仲間の存在です。同じ境遇であったり、志を同じくしたり、ライバルであったりと友情の動機もひとそれぞれです。仲間のため、そして自分のために連帯することで、見えてくる新しい世界。彼らの行動一つ一つが、未来につながっています。夢に向かって進む者、夢を再発見する者、若者たちの未来は、可能性に満ちています。
◆自由と平和を求め、行動する若者たち
世界には、自由や平和、日常の安全さえも脅かされる国・地域がいまだに多く存在します。紛争や弾圧から逃れ、自由を手にすることを願って行動する若者たちもいるのです。あるいは、自分以外の誰かのために立ち上がることもあります。命がけで社会や国家に抵抗し、本当の自由を手に入れる。祖国に明るい未来を届けようとする若者のパワーを見ると、独裁国家であっても、いつの日か民主主義を築けるようにと願わずにはいられません。時代は変化しても、世の中を変えていくのは常に若者たち。情熱がほとばしる“青春ど真ん中”の若者たちにエールを送ります。
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