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【新登場】おかえりなさい
【日本初公開】
原題：Lost & Found
2016年製作／作品時間86分
撮影地：日本、カナダ、アメリカ
製作国：カナダ
※一部の国からは視聴できません
ジョン・アンダーソンは、浜辺に行って使えそうなものを拾いアート作品を作っている。ピーター・クラークソンもまた、漂流物を拾い集めるのが好きだという。ジョンが、東日本大震災の巨大津波に流された漂流物に興味を持ったのは、びっしりと寄せ書きされたバレーボールを偶然見つけたからだ。「何とかして持ち主に届けたい」。また、漂着した家屋の建材に惹かれたピーターは、これで記念碑を作りたいと思うようになる。デイビッド・バクスターと日本人妻のユミは、文字が書かれたブイを発見した。「慶」と一文字だけ書かれたブイが、持ち主にとってかけがえのないものであることを後に知ることになる。壊滅的な自然災害をきっかけに、意外な友情の絆が結ばれていく。
※冒頭に津波の映像が出ます
監督・製作：ニコリーナ･ラニ、ジョン･チョイ
映像監督：ジョン･チョイ
音楽：イードー･ヴァン･ブリーメン
◆奇跡的に戻ってきた思い出の品
東日本大震災で発生した津波が大量の瓦礫を太平洋に押し流し、日本から約6,000km離れたアラスカなどに漂着させています。環境省の推計では、約500万トンの瓦礫が発生し、そのうち約150万トンが海に流出したのです。漂流の原因は、海洋循環と風のパターンにあります。津波が瓦礫を沖合に運び、北太平洋海流（黒潮続流）が東へ移動させ、アラスカ海流が北上させ沿岸に到達させます。浮力のある木材やプラスチックは長期間漂流が可能で、西風も移動を促進させます。専門家によれば、漂着までの期間は約1～2年と推定されており、漂着物を拾ったアメリカの人々が、持ち主を探し出して返還する取り組みが進められています。
[予告編]
（受賞歴／映画祭）
2016年 ビクトリア映画祭（カナダ） オフィシャルセレクション
2015年 ルーネンバーグ・ドキュメンタリー映画祭（カナダ） オフィシャルセレクション
2015年 ポートランド映画祭（アメリカ） オフィシャルセレクション
2015年 ハワイ国際映画祭（アメリカ） オフィシャルセレクション
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