本編を視聴するには、視聴条件をご確認ください
ベトナム:船上の発酵魚鍋とニームサラダ/リサイクルの幻想(asiandocs)1115
参加者がそれぞれ選んだ“1本”を持ち寄り、
映画とともに、味や感想をシェアしながら過ごす会です。
■鑑賞日時:2025年11月15日(土)16:00~18:00
①作品名「アジアの路地裏キッチン ごちそう探訪:ベトナム」鑑賞・意見交換
②作品名「リサイクルの幻想」鑑賞・意見交換
■会 場:アジアンドキュメンタリーズ
ドキュメンタリーサロン
■所在地:東京都中央区日本橋浜町2丁目1番10号
ACN日本橋浜町ビル4階
※ご来場の際はエントランスのインターフォンで「401」を押して
オートロックを解除して4階までお上がりください。
■定 員:8名
■参加料:お一人様 2,000円(税込)
■持ち物:ワインボトルを1本お持ちください。(好きなもの・気になるもの・銘柄はなんでもOK)
※ワインを飲まない方: ノンアルコール飲料 / ジュース など みんなで味見できるものをご持参ください。
※アルコールを含むイベントのため、未成年の方の参加はご遠慮ください。
※このページの下部にある「単品購入(2,000円)」のボタンを押して、事前に料金をお支払いください。
※本人分(1名分)しか購入できません。
※会場ではスマートフォンでアジアンドキュメンタリーズにログインし、「マイページ」の「決済履歴」をご提示ください。
■ファシリテーター:やぎさわ洋美
■主 催:アジアンドキュメンタリーズ
■お問い合わせ:
電 話:03-6820-2460
鑑賞作品:ベトナム:船上の発酵魚鍋とニームサラダ
【日本初公開】
原題:Slumfood Millionaire:Provinces
2023年製作/作品時間24分 (全6話)
撮影地:ベトナム
製作国:シンガポール
※一部の国からは視聴できません
ベトナム南部、カンボジアとの国境に近いアンザン省。広大な平野「メコンデルタ」に、省都ロンスエンがある。このまちには水上にコミュニティが存在する。ボートハウスで暮らし、川で漁をし、船上での物売りや運搬を生業として生きる人々。メコン川で獲れる魚介や、流域に生い茂る植物は、彼らにとって貴重な栄養源であり、地域を代表する家庭料理の食材でもある。隣国カンボジアとベトナムとの間で、世情に振り回されながらも、強く生きてきた住民たち。この作品は、川に生まれ、川で育ち、川で世代をつないできた人々が守ってきた食文化を、暮らしぶりや仕事などの生活風景とともに美しい映像で紡いだドキュメンタリーだ。
監督:エリクソン・ガンゴソ
制作総指揮:エリクソン・ガンゴソ、ケリー・リン
シリーズプロデューサー:ケリー・リン
撮影:タン・クオック・カイン
フィクサー:アンディ・グエン
◆魚介の食文化が発展したメコンデルタ◆
ベトナムといえば米を主食とした食文化のイメージが強いですが、魚もポピュラーな食材です。ナマズやコイ科の魚、雷魚のほか、藻エビや手長エビなども、市場で売られています。メコンデルタの代表的な魚料理は、魚介の発酵調味料「マム・カー」を使った鍋料理の「ラウマム」。スープそのものが濃厚な発酵物で、そこに大量の野菜が入ります。アンザン省では料理にニームという植物を使うのが大きな特徴。強い苦味がありながら、噛み続けると甘さを感じるという特徴を生かして、主にサラダに使われています。
[予告編]
鑑賞作品:リサイクルの幻想
【日本初配信】
2021年製作/作品時間46分
撮影地:ドイツ、デンマーク、トルコ、イギリス、ブルガリア
製作国:ドイツ
※全世界から視聴可能
「リサイクル率100%」のプラスチック製品の行方を追ったドキュメンタリー。1990年代にドイツで始まった「ゴミの再資源化」キャンペーンは、瞬く間に西欧各国に広がった。しかし30年後の今、回収されたプラスチックゴミの大半は、焼却されて熱エネルギーに変わる。回収、分別、焼却にかかるコストは、税金や商品価格への上乗せでまかなわれている。かつてゴミを送りつけた中国は、2018年に廃プラスチックの輸入を禁止。現在は欧州最貧国のブルガリアの他、世界中の発展途上国に輸出している。「資源循環」を謳いながら、実態はわずか数%のリサイクル。「完全リサイクル」を信じて商品を購入する消費者への、裏切り行為が蔓延している。
監督:トム・コステロ、ベネディクト・ヴェルムター
製作総指揮:メッテ・ホフマン・マイヤー
製作:トリスタン・シトロシェック
編集:カルロッタ・キッテル、ルーン・シュバイツァー
ナレーション:アリス・サイクス
撮影:フィリップ・マイゼ、ヨハネス・プラウズ
音楽:ニルス・カツィレック
<作品の見どころ・社会問題提起>
◆「グリーンウォッシュ」は消費者への裏切り◆
環境に配慮していると見せかけて、実際には何もしていない商品やサービス、企業に対して「グリーンウォッシュ」という言葉が使われます。環境やエコのイメージを想起する「グリーン」と、ごまかしを意味する「ホワイトウォッシュ」を組み合わせた造語です。欧州委員会が2020に調査したところ、企業サイトの42%で「自社の取り組みはグリーンである」との主張が、誇張、虚偽、または欺瞞的であることが判明しました。企業のエコ活動やサステナビリティ戦略が、実は「グリーンウォッシュ」に過ぎない実態が浮き彫りになっています。
◆環境先進国の欧州リサイクル政策が招く環境汚染の実態◆
先進国は、自国のゴミのほとんどを、数十年にわたり中国に輸出していました。2018年に中国がプラスチックごみの受け入れを禁止して以降は、アフリカへのゴミ輸出量が4倍に膨れ上がりました。プラスチックごみの輸出先が、次の「途上国」に切り替わっただけで、何の解決にもなっていません。プラスチック廃棄物の輸出という現実、循環型経済を標榜したプラスチック削減やリサイクル限界の実態を目の当たりにし、ゼロウェイストや持続可能な社会の本質について考えさせられます。
[予告編]
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