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タイムマシン

【日本初公開作品】
原題:时光机
英題:Our Time Machine
2019年製作/作品時間86分
撮影地:中国
製作国:中国、アメリカ
 
上海の人気写真家マレオンが、演劇人の父に捧げた人形劇の制作ストーリー。上海京劇院の演出家だった父は、加齢とともに記憶を失っていった。人形劇の主人公はタイムマシンを作って、父と自分の子供時代に帰る。マレオンと父親そのものだった。親の老いに気づき衝撃を受ける子。誰もが体験する人生の悲哀を、独創的な世界で表現しようと試みる。制作過程の映像からは父のルーツや、文化大革命の中を生き延びてきた壮絶な人生も伝わってくる。息子の才能に触れ、刺激を受ける父だが、その記憶も長くは残らない。老いてゆくことを、どう受け止めるのか。マレオンは、自らの作品の中に真実を見る。
 
監督・プロデューサー:ヤン・スン、S・レオ・チャン  
編集:ボー・リー  
脚本:S・レオ・チャン、ボー・リー  
撮影:ヤン・スン、シュアン・リアン  
音楽:ポール・ブリル
 
◆豊かな才能で独特の世界を築くアーティスト◆
主人公のマレオンは上海生まれ。演劇人の両親の元に生まれ、学生時代はグラフィックデザインを専攻。その後、広告業界を経て、アーティストとしてのキャリアをスタートさせました。2012年、オンラインで知り合った人を撮影する「Studio Mobile」プロジェクトを開始。トラックに小道具や衣装を詰め、10カ月間で35 都市、1600人のポートレートを無料で撮影しました。工作や絵画などの才能にも恵まれたマレオンは、個性的な小道具も自作。このイベントをきっかけに全国的な注目を集め、一躍有名写真家の仲間入りを果たしました。

[予告編]
 
(映画賞/映画祭)
2019年 中国アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞 最優秀ドキュメンタリー賞グランプリ
2019年 ミンクス国際映画祭 審査員賞
2019年 ウェイクフィールド ドキュメンタリー映画祭 最優秀編集賞
2019年 セーラム映画祭 観客賞
2019年 トライベッカ映画祭 長編ドキュネタリー映画賞
2019年 ロサンゼルス・アジア太平洋映画祭
2019年 DocEdge 審査員賞
2019年 インディー ストリート映画祭 最優秀監督賞

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