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最後のダライ・ラマ
【日本初公開作品】
2017年製作/インド・アメリカ/作品時間82分
本作は、1991年に世界で初めて制作されたダライ・ラマ法王14世に関するドキュメンタリー「亡国の悲しみ」の当時の貴重なインタビュー映像も交えながら、80歳を迎えたダライ・ラマ法王14世がその生涯をかけて何をめざしているのかを、交流のある多くの人々と、法王自身の貴重な証言によって綴られたドキュメンタリー映画です。法王は、ダライ・ラマの転生に介入してくる中国政府に対し、「中国政府がチベットの化身ラマに関与したければ、まずは政府が仏教を受け入れ、輪廻転生を信じなければならない」と証言しています。そして彼は、2014年11月に、「自分は転生しない。従ってダライ・ラマ法王15世は誕生しない」と述べました。14世は、本当に最後のダライ・ラマなのでしょうか。その真意に迫ります。
監督:ミッキー・レムル
◆「その人自身は死んでしまっても、精神は生き残る」◆
ダライ・ラマ法王14世は、亡くなった人の精神は残ると語っています。「私たちが責任を持って、その精神を生かさなければならない」とも証言しています。法王は常々仏教徒以外にも、わかりやすい言葉で、「輪廻転生」をはじめとするチベット仏教の価値観や人間の本質について、世界に語りかけてきました。「慈悲の心」とは何か。心や感情と向き合うことの大切さ。気づきを得ること。80歳を迎えたダライ・ラマ14世の証言からは、仏教の知恵を科学的に紐解きながら、それらの価値を人類全体の財産にしようとする彼の強い思いが伝わってきます。ダライ・ラマ法王14世が自らの死について語るインタビューは、圧巻です。
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