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【新登場】ジャン=マルク・ブリニョと佐渡のこと
【日本初配信】
原題:Jean-Marc Brignot and the Things of Sado
2020年製作/作品時間90分
撮影地:日本
製作国:フランス
佐渡市合併前の旧真野町に誕生した「アルコール共和国」。地域活性化の起爆剤は、当時のローマ教皇に謁見するほどの盛り上がりを見せた。しかしブームはほどなく下火となり、事実上の消滅状態。そんな共和国の復活を夢見て、ワインの醸造を企てたのが、ジャン=マルク・ブリニョだ。ワイン不毛の地で、自然農法のブドウ栽培と並行して多品種野菜の栽培にも取り組むが、現実は甘くない。一度の失敗に挫けることなく、理想の畑を求めて転居に踏み切ったジャン。ワイン醸造家への長い道のりは続いてゆく。耕作放棄地、空き家、人口減少、助け合う地域社会や自然と一体化した生活様式、住民の絆の強さ—佐渡の暮らしに引き込まれてゆく作品だ。
監督:フランソワーズ・デボワ
◆1980年代に建国した「アルコール共和国」の復活なるか◆
1980年代の日本で「ミニ独立国」の地域おこし活動が盛んになりました。佐渡市真野地区(旧真野町)では、酒造会社4社が1983年に「アルコール共和国」を建国。ユニークな国名と日本酒ブーム、酒蔵見学ツアーなどの企画が話題となり、全国的な知名度を獲得しました。最盛期には200もの酒蔵があったといわれる佐渡。現在は真野で2社、島内でも5社ほどになってしまいましたが、豊かな水と米、変化に富んだ気候は、酒造りにとって申し分のない条件だったことがうかがえます。
[予告編]
(受賞歴/映画祭)
2021年 バルセロナ国際映画祭(スペイン) インディペンデント賞 オフィシャルセレクション
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