本編を視聴するには、視聴条件をご確認ください

【新登場】トルニャン ― 静かな魂たち

原題:Trunyan - The village of silent souls
2026年製作/作品時間20分
撮影地:インドネシア
製作国:フランス
※全世界から視聴可能
 
トルニャン村は、インドネシア・バリ島最大の湖であるバトゥール湖の東岸にあり、周囲を山に囲まれている。他地域からのアクセスが限られ、外の文明から隔離されたことで、独特の文化が育まれた。村人にとって山と湖は聖地。水は農作物や魚を育て、人々の命を支える。山は観光資源となり、村に経済的な潤いをもたらす。この村では、死者を土葬も火葬もせず聖なる木の下に安置するという、独特の葬送が行われている。水と森に支えられたこの村で、受け継がれてきた風習の一部始終を、カメラが捉えた。素朴な儀式から、彼らの信仰心や家族観が垣間見える。人知を超えた壮大な自然への畏敬を感じる作品だ。
 
監督・撮影・脚本:ダミアン・ラフォン
プロダクション・マネジャー:フロリアン・ラフォン
 
◆ツーリズムから先住民文化を守る
世界各地で先住民の伝統や地域のアイデンティティを尊重し、観光を制限・再定義する動きが加速しています。インドネシア・バリ島でも、文化保護に向けた新たな段階に入っています。2024年から外国人観光客を対象に導入された「入島税」は、環境保全だけでなく、島の基盤であるヒンドゥー文化の継承やインフラ整備に充てられます。背景には、神聖な場所で不適切な行動をとる観光客の問題があり、地方政府は文化を尊重するガイドラインを発行するなど、厳格な姿勢を打ち出しています。島内のトルニャン村に見られる「遺体を埋葬せず神聖な樹木の下に安置する」という独自の葬儀文化も、現代的な観光の圧力に抗いながら、死生観の尊厳を守り続けている事例といえます。
 
[予告編]
 
(受賞歴/映画祭)
 
2026年 Best Film Awards(イギリス) 最優秀短編ドキュメンタリー賞受賞
2026年 Rome Prisma Independent映画アワーズ(イタリア) 最優秀短編ドキュメンタリー賞受賞
2026年 Depth of Field国際映画祭(アメリカ) ドキュメンタリー賞受賞
2026年 IndieFEST映画アワーズ(アメリカ) 短編ドキュメンタリー賞受賞
2026年 Best Shorts Compettition(アメリカ) 最優秀撮影賞受賞
 
2026年 New York Montly映画祭(アメリカ) 最優秀短編映画賞 ノミネート

カテゴリ

お気に入り登録

お気に入り登録数:0