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【新登場】愛とドイツマルクと死
原題:LOVE, DEUTSCHMARKS AND DEATH
2022年製作/作品時間98分
撮影地:トルコ、ドイツ
製作国:ドイツ
※全世界から視聴可能
1950年代の終わり頃から、ドイツ音楽シーンの底辺で脈々と続いているムーブメントがある。主役は、ドイツの産業を支える労働力として入国したトルコ人たちだ。不遇な人生への抗いを歌詞に込め、伝統的な旋律に乗せて歌い続けてきた。数百万人規模に拡大したトルコ人コミュニティは、欧州で一目置かれるほどの市場に成長。やがて西洋音楽との融合が生まれ、その独創性と強いメッセージ性に磨きがかかるが、ドイツ社会は彼らの文化に関心を示さなかった。ドイツが不況の波に呑まれると、外国人労働者は排斥運動の標的となる。その怒りや不満を、トルコ人の若者たちはラップミュージックに昇華させ、ドイツ社会に訴えた。音楽表現による抵抗の歴史を、バラエティ豊かな楽曲で綴った作品だ。
監督:ジェム・カヤ
脚本:メフメット・アーキフ・ビュユカタライ、ジェム・カヤ
プロデューサー:メフメット・アーキフ・ビュユカタライ、シュテファン・カウアーツ、クラウス・ライヒェル、フローリアン・シェーヴェ
撮影:ジェム・カヤ、マフムード・ベラヘル、ユリウス・ドマー、クリスティアン・コッホマン
編集:ジェム・カヤ
◆ドイツの移民で最大勢力となったトルコ系住民
1950年代、高度経済成長期にあった旧西ドイツは、深刻な労働力不足に直面。これに対応するため、政府主導で外国から労働者を一時的に受け入れました。55年のイタリアを皮切りに、スペイン・ギリシャ、トルコなどと次々に募集協定が結ばれました。ドイツ国内におけるトルコ系住民はおよそ300万人で、移民背景者の中で最多です。当初は一時滞在が前提でしたが、1973年の募集停止を機に、むしろ再入国不能への不安から定住化が進行。家族呼び寄せを通じて巨大なトルコ人コミュニティが形成されました。ドイツ社会との関係は、高度成長期の歓迎ムードから経済低迷期の「排斥」へと転じ、二律背反する「統合」との間で揺れ動いてきました。1990年代以降のドイツは移民国としての現実を受け入れ、教育や言語習得を通じた社会統合が国家の重要課題となっています。
[予告編]
(受賞歴/映画祭)
2023年 ドイツ映画Critics Association賞 最優秀編集賞受賞
2023年 ドイツ映画Critics Association賞 最優秀ドキュメンタリー賞受賞
2022年 ベリン国際映画祭(ドイツ) ドキュメンタリー賞受賞
2022年 IndieLisboa国際自由映画祭(プロトコル) Indiemusic Schweppes賞受賞
2022年 Munich国際ドキュメンタリー映画祭(ドイツ) ドキュメンタリー映画賞受賞
2022年 Dokufest国際ドキュメンタリーと短編映画祭(ドイツ) 観客賞受賞
2022年 Berlinale Panorama 観客賞受賞
2022年 Istanbul映画祭 FIPEESCI賞受賞
2024年 Diagonale: Festival of Austrian Film(オーストリア) オフィシャルセレクション
2023年 Solothurn映画祭(スイス) オフィシャルセレクション
2022年 Sheffield国際ドキュメンタリー映画際(イギリス) オフィシャルセレクション
2022年 Ji.hlava国際ドキュメンタリー映画祭(チェコ共和国) オフィシャルセレクション
2022年 SİYAD Ödülleri(トルコ) オフィシャルセレクション
2023年 ドイツ映画アワード ノミネート
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