本編を視聴するには、視聴条件をご確認ください
【新登場】 戦車の前に立つ
原題:China's Artful Dissident
2019年製作/作品時間60分
撮影地:中国
製作国:オーストラリア
※日本からのみ視聴可能
中国の独裁体制に立ち向かうストリートアーティスト、バディウカオの命がけの抵抗を追ったドキュメンタリー。オーストラリアに逃れた彼は、習近平政権による天安門事件の歴史隠蔽や人権侵害を、ユーモラスかつ痛烈なアートで告発し続けた。素顔を常にマスクで隠して活動するのは、当局に特定されれば家族の安全が脅かされ、自身も拉致・拷問に直面するリスクがあるからだ。オーストラリアに中国のスパイ網が広がっているという報道を受け、活動の場はドイツ・ベルリンに移る。その後も彼は世界各地でゲリラ的なアートを展開した。香港での個展という極めて危険な挑戦に向かう彼に、当局の追跡が迫る。歴史を白紙化しようとする権力に抗うアーティストは、作品を通してファクトを訴え続けている。
監督・プロデューサー・脚本:ダニー・ベン=モシェ
編集:ジョエル・ボーデ
プロデューサー:エリザベス・アミエル、ダン・ゴールドバーグ
◆習近平政権下で強まる天安門事件の言論統制◆
天安門事件は、1989年6月4日に中国・北京の天安門広場で、民主化を求めて座り込みやデモを行っていた学生や市民を中国人民解放軍が武力で弾圧し、多数の死傷者を出した事件。中国政府は天安門事件の記憶を抹消するため、国内外で強力な検閲と圧力を加え続けています。ネット空間では「6月4日」「TAM(天安門)」といった直接的な言葉のほか、タンクマンを想起させるパロディ画像は検閲対象。遺族団体の監視や活動制限・妨害も行われています。この圧力は香港や海外にも及び、追悼集会の禁止や、「8964」など関連ナンバー車所有者への脅迫に現れています。中国側は他国の非難に「歴史歪曲」と反発しますが、アーティストらの抵抗や世界各地の草の根の追悼活動は今も途絶えていません。
[予告編]
(受賞歴/映画祭)
2025年 Millenium Festival(ベルギー) 若者の視点賞 ノミネート
この動画が含まれるセット
お気に入り登録
お気に入り登録数:1