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脱北アーティスト・ソンム

【日本初公開作品】
原題:I AM SUN MU
2015年製作/作品時間87分
撮影地:中国・韓国
製作国:アメリカ
 
自由をテーマに北朝鮮への批判を込めた風刺画を描く脱北者アーティストがいる。彼の名は、ソンム。「国境がない」という意味の作家名だ。彼は、北朝鮮ではプロパガンダ画家で、金正日総書記を「親愛なる指導者」として描いてきた。1990年代後半の洪水により同国の飢饉が深刻になったことから、脱北を決意。2000年8月に中朝国境を流れる豆満江を渡って中国へ向かったが、途中で拘束され収容所に送られた。その後、2002年に脱出に成功して韓国に亡命。2007年には妹ら親族も脱北したという。彼のジャンルをひと言で表現すると“政治的ポップアート”。しかし、彼はジャンルにとらわれず、描きたいものだけを描くという。そんな彼の北京で開かれる個展開催の記録である。
 
監督:アダム・シェーベルイ  
製作:アダム・シェーベルイ、ジャスティン・ウィーラー  
製作総指揮:ブレイン・ヴェス、ルディ・ブランコ、ラヴォンヌ・ブランコ、デヴィッド・ジェイコブソン、セアン・ウィンスロー  
共同製作者:マリアナ・ブランコ  
編集:マリアナ・ブランコ  
アニメーション:ライアン・ウェナー  
音楽:ジョエル・P・ウェスト
 
◆北朝鮮人アーティストが、北朝鮮政府の監視無しで行う初の個展◆
ソンムは言います。「私の願いは、北朝鮮と韓国の人が平和に暮らす。そんな日が来ることだ」。彼は希望を込めて表現を続けるが、それは同時に命を危険にさらすことを意味します。脱北者にとって注目を集めることは、大きなリスクがあるのです。しかしながら、彼はその先の、もっと大きな意義のためにアーティストでありつづけます。メルボルン、ノルウェイ、ニューヨーク、ベルリン。彼の作品は世界を渡り、コンテンポラリー・アートとして評価されました。「彼は希望を描くんだ。美しいものを描いている」。風刺でありながら、苦しみを描いたり、傷ついたところだけを見せたりはしないのです。作品には、彼独特の優しいまなざしが込められているのです。

[予告編]

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