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【新登場】笑いごとじゃない
原題:No Laughing Matter
2020年製作/作品時間30分
撮影地:ミャンマー
製作国:ミャンマー
※全世界から視聴可能
ミャンマーの社会漫画家ウー・ペーテインの生涯を振り返る。彼と親交があった漫画界の人物とのエピソードや当時の社会背景を、漫画を通して紐解いている。日本統治下の出来事や独立後の政治状況、漫画家として自由に活動していた民主主義社会のビルマ、クーデター後にはプロパガンダ漫画の執筆を求められたこと、その作品に対する読者の批判。政治体制に翻弄され、ついには民主化運動を扇動した罪にも問われる。やがてペンを置くにいたった彼の心境も語られている。アウン・サン・スーチー政権時代の1996年に行われたウー・ペーテインの講演会の録音テープが偶然に発見された。その音源に、当時の漫画作品や写真、映像を重ねて仕上げたショートドキュメンタリーが本作である。
監督:ペーマウンサメ
プロデューサー:リンスンウー
撮影監督:ペーマウンサメ
編集:ゾーウィントェ
◆政権批判がタブーの国で、民衆にできる抵抗運動
ミャンマーでは、厳しい検閲と言論統制の下、人々は「笑い」や「風刺」を洗練された抵抗の手段としてきました。直接的な政権批判が投獄を招く社会において、伝統芸能や風刺漫画は、社会の不条理を揶揄し、国民に政治的洞察を与える生存の知恵となってきました。将軍らの蓄財や民意の無視をユーモアで包む表現は、抑圧された人々の精神的な支柱となり、強い連帯を促す力を持っています。これに対し軍事政権は、表現者を「扇動」や「名誉毀損」で逮捕し、数年の実刑を科すなど厳しく弾圧しています。しかし、弾圧が強まるほど風刺画等はSNSで瞬時に共有され、軍の横暴を世界中に拡散させる武器へと進化しました。
[予告編]
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