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ジェネシス2.0 よみがえるマンモス

 【日本初公開】
原題:Genesis 2.0
2018年製作/作品時間113分
撮影地:ロシア、韓国、中国
製作国:スイス
 
牙ハンターのピーター・グレゴリエフは、北極海に浮かぶニューシベリア諸島で、マンモスの牙を掘り出して生計を立てる。あるとき牙を探していた仲間が、土中から1頭丸ごとのマンモスを発見した。そのマンモスの回収に来たのが、ピーターの弟でマンモス博物館の館長を務めるセミヨンだった。セミヨンの狙いは、マンモスの生きた細胞を手に入れて、クローンを生み出すこと。調査ではマンモスの血液までも手に入れることができた。クローン生成やゲノム操作の最前線と、牙発掘という原始的な生業がクロスオーバーした世界が見せてくれるものは、科学の可能性か、それとも生命の尊厳か。我々人類が未知の領域に踏み込んでしまったことを、神は許すのだろうか。
 
製作・監督:クリスチャン・フレイ
共同製作・撮影(ニュー・シベリア諸島):マキシム・アルブゲヴ
撮影:ピーター・インダーガント
音楽:マックス・リヒター、エデュアルド・アルテミエフ
編集:トマス・バッハマン、クリスチャン・フレイ
 
◆復活した韓国の「クローン王」は世界を変えられるか◆
かつてマンモスは、およそ1万1000年前に絶滅したと言われていましたが、北極海の離島では、約4000年前まで生息していたことが判明しました。マンモスのクローン化を目指すロシアと韓国の共同研究チームは、2012年に発足。韓国側の研究者の一人が、黄禹錫(ファン・ウソク)元ソウル大学教授でした。ファン氏はクローン研究で世界的に注目されながら、論文のねつ造が発覚。その倫理観を問われ、韓国社会や学会、国際的な表舞台から追放されました。しかしファン氏は2005年に世界で初めて犬のクローンを成功させた人物。世界の富裕層のペットのクローンなどを手掛けるクローン作製の第一人者として成功し、「クローン王」と称されるまでの存在になりました。

[予告編]

(映画賞/映画祭)

2018年 Sundance映画祭 Special Jury賞受賞
2018年 第40回Moscow国際映画祭 視聴者賞受賞
2018年 第15回Seoul Eco映画祭 ベスト長編映画賞受賞
2018年 Cinem Ambiente Turin映画祭 ベスト国際ドキュメンタリー賞受賞
2018年 Green Film Network映画祭 ベストドキュメンタリー賞受賞
2018年 Lunenburg映画祭 長編映画賞受賞
2018年 Arctic国際映画祭 Golden Raven賞受賞
2018年 第9回DocUtah国際映画祭 ベスト海外フィルム賞受賞
2018年 Zürcher Filmpreis映画祭 Film Award City of Zurich賞受賞
2019年 Budapest国際ドキュメンタリー映画祭 Main Prize section Naked Truth賞受賞
2019年 Detour Cinema del Viaggio映画祭 ベストフィルム賞受賞


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