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ヒューマン・フォーエバー

【日本初配信】
原題:Human Forever
2023年製作/作品時間83分
撮影地:オランダ、モルドバ、デンマーク、ベルギー、南アフリカ、韓国、スウェーデン、スロベニア、スイス、アメリカ、ノルウェー
製作国:オランダ

主人公のトゥーンは、介護施設に住み込むオランダ人青年。自身の老後に不安を抱き、欧州やアジア、アフリカ、米国など、世界各国の介護現場を訪ね歩く。「欧州最貧国」と呼ばれるモルドバでは、認知症患者は精神病棟に送られる。しかしそこでのケアは彼の予想を覆すものだった。少子高齢化が劇的に進行する韓国では、世界最先端の認知症予防プログラムを体感。南アフリカでは「親の世話は子供がするもの」という家族観に出会う。豊かで人間らしい老後を送るために、何が大切なのか。さまざまな介護現場の実情に、我々が迎える未来へのヒントが垣間見える。

監督・脚本:ヨナタン・デ・ヨング
人権活動家:トゥーン・トーベス
クリエーティブ・プロデューサー、編集:バスティアン・ブラント
音楽:ボブ・トーレ、ヴィンセント・ヴィッテ

◆世界的に増え続ける認知症患者は“5人に1人”◆
WHO(世界保健機関)の発表によると、世界の認知症患者数は現在5500万人を超えており、生じる経済損失は年間で1兆3000億ドル。高齢化の加速とともに患者数は増え、2030年までに7800万人、2050年までに1億3900万人に増加すると予測されています。この問題は途上国や低・中所得国においては特に深刻です。現在も認知症患者の半数以上が低・中所得国に居住し、その比率は2050年までに70%に達する見込みです。高齢者の5人に1人が発症すると言われ、人類共通の課題となった認知症。予防やケアへのアプローチは、いまだ各国とも模索中です。

[予告編]
 
(受賞歴/映画祭)
2023年 ラジャスタン国際映画祭(インド) 最優秀ドキュメンタリー賞受賞
2023年 ラジャスタン国際映画祭(インド) 最優秀監督賞受賞
2023年 第4回ディメンション・インディペンデント映画祭(インドネシア) 最優秀撮影監督賞受賞
2023年 コシツェ国際映画祭(スロバキア) 最優秀長編ドキュメンタリー賞受賞
 
2023年 唐津ライジングサン国際映画祭 オフィシャルセレクション
2023年 バルセロナ・インディー映画祭(スペイン) オフィシャルセレクション
2023年 ヘルシンキ国際教育映画祭(フィンランド) オフィシャルセレクション
2023年 シルクロード国際映画祭(アイルランド) オフィシャルセレクション
2023年 第4回ディメンション・インディペンデント映画祭(インドネシア) 最優秀ドキュメンタリー賞ノミネート


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