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鋳型の男たち
【日本初公開作品】
原題:Cast in India
2014年製作/作品時間26分
撮影地:インド・アメリカ
製作国:アメリカ
ニューヨーク市の通りに点在している何千ものマンホールの蓋。それがインドで製造されていることは、あまり知られていない。確かに蓋には”Made In India”と刻まれている。そして、ありふれたマンホールの蓋には、誰もが想像さえしなかった何千人もの労働者たちの生活があった。観察ドキュメンタリーという手法で撮影された本作は、半裸の男たちが裸足で、溶けた鉄の塊を流し込んでマンホールの蓋を作っていく様を淡々と記録していく。ここから何を発見し、感じられるかは、人それぞれだろう。
監督・撮影:ナターシャ・ラヘジャ
撮影:クリスティン・ムラディッチ・ジャネイ
撮影・翻訳助手:サイモン・スティーブンス・ゴーシュ
◆観察ドキュメンタリーから、何を観察するか?◆
何気ないマンホールの蓋の背後に、想像を超える世界が広がっています。その現実を映像という窓を通して垣間見て、観察し、私たちは何を考えるでしょうか。そこから何を発見するでしょうか。ある観客は、マンホールの蓋がどのように作られるのか、その製造工程に興味を持つかもしれません。別の観客は、労働者たちの過酷な労働環境に注目するかもしれません。観察ドキュメンタリーは、まさに私たちに映像を通しての体験を提供してくれます。その体験をどう解釈し、何を感じるかは、観客に委ねられているのです。
[予告編]
(映画賞/映画祭)
2017年 NYUボブスト映画祭(アメリカ)最優秀映画審査員賞
2016年 パラチシマアート映画祭(マケドニア)ベストオブフェスト
2016年 IAWRTアジア女性映画祭(インド)
2016年 RAIエスノグラフィックフィルム国際映画祭(アメリカ)
2015年 ジャイプール国際映画祭(インド)
2015年 カメレオン国際映画祭(インド)
2015年 第11回アルジャジーラ国際ドキュメンタリー映画祭(カタール)最優秀ドキュメンタリー短編映画にノミネート
2015年 Jeevikaドキュメンタリー映画祭(インド)
2015年 ALBA人権映画祭(アメリカ)最優秀短編ドキュメンタリー賞審査員賞
2015年 ウッドペッカー映画祭(インド)
2015年 第12回国際エスノ映画祭(クロアチア)
2015年 人民映画(アメリカ)最優秀短編ドキュメンタリー賞審査員賞
2015年 レイニア独立映画祭(アメリカ)
2015年 モントクレア映画祭(アメリカ)
2015年 エスノグラフィックドキュメンタリー映画祭(オーストリア)
2015年 第7回国際民族誌映画祭(クロアチア)最優秀学生映画大審査員賞
2015年 ダラス国際映画祭(アメリカ)最優秀学生映画大審査員賞
2015年 セバストポルドキュメンタリー映画祭(アメリカ)
2015年 第30回IDAドキュメンタリー表彰式 ベストスチューデントドキュメンタリーノミネート
(その他)
2018年 南アジア年次会議(アメリカ)
2018年 NYU供給およびコマンド会議(アメリカ)
2018年 サマラ州立大学「国際科学実践セミナー:文化の視覚的世界」(ロシア)
2017年 ニューヨーク公立図書館「無料プログラム」
2017年 フンボルト大学 上映会(ドイツ)
2015年 フィンランド人類学協会(フィンランド)
2015年 世界労働映画祭会議 上映会(アメリカ)
2015年 エール大学大学院映画会議 上映会(アメリカ)
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