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【新登場】鉄の冬

原題:IRON WINTER
2025年製作/作品時間89分
撮影地:モンゴル
製作国:オーストラリア、モンゴル
 
6年前に途絶えた「冬の放牧」を復活させ、継承を試みる遊牧民一家の物語。かつてモンゴルのツァヒル渓谷では、長い冬の間も馬を移動させ、放牧を続けていた。厳しい自然環境を嫌い、定住生活を求める人々が増えてゆく中、2組の「父子」が立ち上がる。村人たちから預かった馬は2000頭にも及ぶ。例年以上に冬の訪れが早まる草原にゲルを建て、馬具作りに勤しむ。牧草地を求めて広大な雪原を突き進む馬群。過酷な天候や狼の脅威が、愛馬に襲いかかる。息を飲むほど美しい映像の中に、自然の厳しさがあふれている。馬をいたわり、馬に感謝する遊牧民の暮らしぶりとともに、伝統の継承を担う若者の葛藤も描いた作品だ。
 
監督・脚本:カシミール・バージェス
共同脚本:エド・カヴァナー
製作:ベン・ゴロッタ、モーガン・ライト、クリス・カーメン
モンゴル側 共同製作:エネビシュ・センゲムガー
撮影:ベンジャミン・ブライアン
※全世界から視聴可能
 
◆極寒の冬を生き抜く「アジア最後の遊牧民」
モンゴルの冬は想像を絶する過酷さで、気温はマイナス40度を下回ることも珍しくありません。遊牧民は移動式住居「ゲル」に住み、家畜と共に雪原を移動します。近年は「ゾド(寒雪害)」と呼ばれる猛烈な冬の嵐が頻発しており、大雪と極寒によって家畜が大量死するという、遊牧の存続を揺るがす危機に直面しています。「冬の放牧」は、猛烈な嵐から数千頭の馬を守り抜く伝統的な営みですが、環境悪化により一度途絶えていました。市場経済の浸食による定住化や、教育・仕事を求めて若者が都市部へ流出していることも背景にあります。長老たちがこの伝統の復活にこだわるのは、「アジア最後の遊牧民」としてのアイデンティティを守るためだと言われています。
 
[予告編]
 
(受賞歴/映画祭)
 
2025年 KENDAL MOUNTAIN FESTIVAL(イギリス) 最優秀環境ドキュメンタリー賞受賞
2025年 BANFF Mountain Film and Book Festival(カナダ) グランプリ賞受賞
2025年 Energa CAMERIMAGE(ポーランド) 最優秀ドキュメンタリー長編賞受賞 
 
2025年 メルボルン国際映画祭(オーストラリア) ワールドプレミア
 
2025年 第43回トリノ映画祭(イタリア) オフィシャルセレクシ
2025年 アンテナドキュメンタリー映画(オーストラリア) オフィシャルセレクシ
2025年 Visions du Reel(スイス) オフィシャルセレクシ
2025年 CAMDEN国際映画祭(アメリカ) オフィシャルセレクシ
2025年 Adelaide映画祭(オーストラリア) オフィシャルセレクシ

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