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【新登場】太陽の子

原題:HEY, GUNESH!
2021年製作/作品時間22分
撮影地:ジョージア
製作国:ジョージア
※全世界から視聴可能
 
ジョージアの緑豊かな丘陵地帯で暮らすアゼリー人(アゼルバイジャン系)の羊飼い一家。長女のグネシュは幼い頃から羊を追い、毛を刈り、育ててきた。その才能は、父も「特別だ」と認めるほどだ。しかし父は、我が子が羊飼いとなることを望んでいない。ソ連崩壊後の内戦中に少年時代を過ごした彼は、学校に通うことができず、公用語のジョージア語を満足に話せない。ジョージア人との会話もままならず、やむなく羊飼いを続けている。「教育がなければ無」と語り、グネシュへの教育に強い関心を寄せている。雄大な自然が織りなす美しい映像とは対照的に、無学な羊飼いの悲哀がにじむ。娘は一家のグネシュ(太陽)となってくれるだろうか。我が子の将来を思う、純粋な親心を描いた作品だ。
 
監督・撮影・編集:アナ・ジェグナラゼ、マリタ・テブザゼ
 
◆アゼルバイジャン系住民に立ちはだかる言語の壁
アゼリー人はジョージアの全人口の約6.2%を占める、同国最大の少数民族。かつてアゼリー人住民は公用語のジョージア語を知らず、社会や政治のプロセスから切り離されていました。少数民族地域の学校では、歴史的にアゼルバイジャン語の教科書が使用され、アゼルバイジャンの国歌や大統領の写真が掲載されているなど、ジョージア市民としてのアイデンティティ形成が困難な環境にありました。伝統的な遊牧生活を送るコミュニティでは、特に女性や子供が18歳前に結婚するため学校を早期に辞めてしまう傾向があり、教育機会の喪失につながっていました。同民族が多数を占める地域では、幼稚園に通う子供はわずか26%にとどまっており、これが後の言語障壁や社会的な孤立の一因となっています。
 
[予告編]
 
(受賞歴/映画祭)
 
2022年 バンフ・センター山岳映画・書籍祭(カナダ) 審査員特別賞受賞
2022年 ディアブルレ国際山岳映画祭(スイス) ゴールデン・デビル賞受賞
2022年 グランド・オフ映画祭(ポーランド) 最優秀撮影賞受賞
2022年 トビリシ国際映画祭(ジョージア) 最優秀短編ドキュメンタリー賞受賞
2022年 ドク・バクー国際映画祭(アゼルバイジャン) 最優秀短編ドキュメンタリー賞受賞
2022年 ビストレ・レケ映画祭(セルビア) 最優秀編集賞受賞
2022年 バウコニル映画祭(カザフスタン) 最優秀作品賞受賞
2021年 オートラン国際山岳映画祭(フランス) 最優秀技術賞受賞
 
2022年 マウンテンフィルム国際コンペティション(アメリカ) オフィシャルセレクション
2022年 イスマイリア国際映画祭 国際コンペティション(エジプト) オフィシャルセレクション
2022年 ソウル国際子ども映画祭 国際コンペティション(韓国) オフィシャルセレクション
2022年 アルピン山岳映画祭(ルーマニア) オフィシャルセレクション
2022年 FESTIVAL DU FILM D’ÉDUCATION教育映画祭(フランス) オフィシャルセレクション

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