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人狩り 中国の違法臓器売買
2016年製作/中国/作品時間51分
取り返しのつかないことをしてしまった・・・。中国の臓器移植の手術を受けた3人の台湾人患者と家族は、知らぬ間に殺人に関与してしまったのではないかと、良心の呵責にさいなまれています。2020年には「世界一の臓器移植国」を掲げる中国ですが、いまだに自らが宣言する臓器供給源をはるかに上回る手術を行いながら、「臓器の出所」は明らかになっていません。これらの臓器について、専門家は、不当に投獄された「良心の囚人」がその出所になっているとの物的・人的証拠を収集し、彼らは臓器のために殺害されていると指摘しています。本作では、中国臓器移植の実態を暴き、中国政府が主導する違法な臓器移植ビジネスについて国際社会に警鐘を鳴らします。
監督:レオン・リー
◆日本も間接的に加担している中国政府の臓器狩り◆
良心の囚人が臓器狩りで殺されている・・・まるで都市伝説のようなことが、中国で、しかも政府主導で起きています。そのなかで、渡航移植や医薬品、医療技術の提供を通して、私たち日本も間接的に関わっています。こうした残虐な国家犯罪に、知らずに加担している日本人が大勢いるのです。欧州議会では2013年12月12日に「中華人民共和国政府が臓器狩りを即刻停止することを要求する」と決議しています。米下院でも、2016年6月13日に「良心の囚人からの臓器狩りを即刻停止することを中華人民共和国政府と中国共産党に要求する」という議案が満場一致で可決されました。こうした恐ろしい殺戮行為が、作り事ではないことは明らかであるにもかかわらず、日本では報道されることなく黙殺され、ほとんどの一般市民その事実を知りません。見て見ぬふりを続ける日本の報道機関、そして政府の姿勢に、強い疑問を抱かざるをえません。
[予告編]
(映画賞/映画祭)
第74回ピーボディー賞
2015年 AIB賞(国際調査ドキュメンタリー部門最高賞)
2015年 FRONTLINE ドキュメンタリー映画(ジャーナリズムのためのマイケル・サリヴァン賞)
2014年 グローバル映画賞 (人道賞 大賞)
2014年 ビュースター・オンライン・フェスティバル(一等賞)
2014年 インディー・フェスト (ベスト・ドキュメンタリー賞)
2015年 ビッグ・マディー映画祭 (ベスト長編ドキュメンタリー賞)
2014年 ハミルトン映画祭(ベスト・ドキュメンタリー賞)
2015年 フロリダ映画祭(ベスト長編ドキュメンタリー賞)
FLIC 2015 (ベスト映画/長編ドキュメンタリー賞)
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