特集「子どものしあわせ」(全14本)

◆人身売買や性的搾取の犠牲になる子どもたち
親であれば、誰もが子どものしあわせを願うのは、当たり前のことのように思いますが、アジアには、外の世界を知らず、教育を受けることもかなわず、夢を抱くこともできない子どもたちが大勢います。貧困が直接的な原因ですが、背景には様々な問題を抱えた歪んだ社会構造や、大人たちの汚れた欲望によって、子どもたちが犠牲になっている現状があります。親のため、家計を支えるために、子どもたちから自由が奪われ、過酷な労働を強いられ、人身売買や性的搾取の犠牲になっているのです。
 
◆守られるべき子どもたちが社会の犠牲になっている
また、戦争や民族対立、偏見や差別、政治問題などに、子どもたちが巻き込まれている現実もあります。ISISなどの武装集団に洗脳され、少年兵として武器を取ることを求められる子どもたちもいれば、生まれながらHIVに感染した貧しい家の子どもたちが、施設に隔離され家族にさえ見放されてしまう子どもたちもいます。愛を知らず、社会によって傷つけられていく子どもたちの姿には、胸が締め付けられます。
 
◆子どもたちは、人類の宝
生まれてきた子どもたちは、人類の宝です。私たちが子どもたちを「搾取」から守り、子どもたちのしあわせを優先して考えるためにも、あらゆる現実を知るためのドキュメンタリー映画は役に立ちます。今回の特集では「子どものしあわせ」を考えるドキュメンタリー映画20本をお届けします。

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