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ロヒンギャ 牢獄の島へ
【日本初配信】
原題:THE ROHINGYAS: TRAPPED IN EXILE
2022年製作/作品時間52分
撮影地:バングラデシュ
製作国:フランス
“牢獄島”の別名を持つ、バングラデシュのバサンチャール島。そこは祖国ビルマ(ミャンマー)を追われたロヒンギャ難民が10万人以上、身を寄せている。ビルマと国境を接したコックスバザール県の難民キャンプは過密状態で、武装勢力もはびこる危険地帯。危機感を持ったバングラデシュ政府が、難民のために新たに用意したのがこの島だ。医療インフラは整っておらず、食べ物は配給頼み。過酷な環境下で、難民たちは土地を耕し、野菜を育て、島内コミュニティに経済活動を生み出す。祖国を追われても、民族の文化や言語を守ろうと、子供たちの教育に情熱を注ぐ。逆境に負けず生きてゆく、ロヒンギャの人々を追ったドキュメンタリー。
監督:マチルド・クザン
共同監督:アルバン・アルヴァレズ、ラクミナ・ジェスミン・ソマ
オリジナルサウンドトラック:レミ・ブーバル
製作:ステファニー・ルブラン
撮影:アルバン・アルヴァレズ
編集:マノエ・ダヴィド
◆100万人以上のロヒンギャが身を寄せるバングラデシュ◆
2017年8月、ミャンマー国軍による無差別の武力弾圧を受けたロヒンギャは、隣接するバングラデシュ南東部のコックスバザール県に逃れました。コックスバザールにはおよそ100万人のロヒンギャが流入。難民キャンプ内に生活基盤を築いています。地滑りや洪水の危険性がある土地にも関わらず、1平方キロあたり6万人という、世界一ともいわれる人口密度。たびたび起きる火災で、数万人が亡くなっています。バングラデシュ政府は難民の一部をバサンチャール島に移送しましたが、国際社会からの援助資金の不足により食料配給の制限が続いています。
[予告編]
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