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祖国を追われる人々、ロヒンギャ
【日本初配信】
原題:EXILED: THE ROHINGYAS
2019年製作/作品時間52分
撮影地:バングラデシュ
製作国:イギリス
ロヒンギャの平和な村に、突然惨劇が訪れた。ミャンマー国軍が火を放ち、銃やナイフで次々と村の男たちを襲撃。逃げ惑う人々を取り囲み、虐殺を繰り返した。生き残ったのは女性や子供、高齢者ばかり。隣国バングラデシュに、80万人が避難した。生き残った人たちの証言から、ミャンマー国軍の非道さが伝わってくる。目を覆いたくなるほど残酷な行為にも関わらず、仏教指導者は「最も平和的な解決策」と力を込める。 ロヒンギャが受けた暴力の根源と歴史的背景はどこにあるのか。ミャンマー国軍による、ロヒンギャ民族虐殺のストーリーが明らかになる。
監督・プロデューサー:シャヒーダ・ツルガノワ
◆根源にあるのは、イスラム教徒への過剰な恐怖心◆
ミャンマー仏教徒の民族主義は、イスラム教徒の増大とその社会的、経済的、文化的圧力により、仏教と伝統文化が脅威にさらされているとの恐怖感から発生。ミャンマー国軍は少数民族のロヒンギャを標的に、1978年から殺戮を繰り返しました。村は焼き払われ、男女は強姦され、200万人以上が国外に逃げました。軍事政権はロヒンギャを「英国植民地時代にバングラデシュからミャンマーに移住した人々」と一方的に決めつけ、ロヒンギャ民族を国民として認めていません。2017年8月、バングラデシュへの大量難民流出は、数十年にわたる民族浄化の最後の一撃だったのです。
[予告編]
(受賞歴/映画祭)
2019年 オニロス映画賞(イタリア) 月刊版賞受賞
2019年 ロサンゼルスの映画祭 オフィシャルセレクション
2021年 第17回難民映画祭(日本)
2020年 Winnipeg & Montreal 平和の日フェスティバル(カナダ)
2020年 One World映画祭(カナダ)
2020年 ベルリン人権映画祭(ドイツ)
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