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【新登場】一日の仕事
原題：A DAY'S WORK
2021年製作／作品時間13分
撮影地：ミャンマー
製作国：ドイツ
※全世界から視聴可能
ミャンマーで道路工事に勤しむ人々の一日を収めたドキュメンタリー。土を盛り、砂利を撒き、路面を均し、薪を燃やして火を起こし、コールタールを加熱する。煮えたぎったコールタールを路面に流してゆく。一連の作業は、全て手作業で行われている。その様子を、上空から俯瞰し、時に作業者視点の視点にも切り替えている。左右に２分割された画面で、工事の進行を淡々と追う。ナレーションもテロップもない代わりに、作業員たちの会話や息遣いがリアルに響く。たった一日の映像で、終わりのない日常を描き切った意欲作だ。
監督、編集：マックス･ケルクホフ
撮影：ティル・ギルケ
音声：パウル・グロデック
プロデューサー：ヨハネス・シュミット
音楽：フランツィスカ・メイ、イザッコ・キアフ
◆都市部以外は未舗装が多いミャンマーの道路
ミャンマーの道路網は、最大都市ヤンゴンをはじめとした都市部、都市と都市を結ぶ幹線道路の整備は比較的進んでおり、舗装率も高めです。一方、山岳地帯や少数民族が多く住む国境周辺では未舗装路が多く、雨季に通行不能になる道路も少なくありません。50年に及ぶ内戦と独裁の後に訪れた平和と民主主義はクーデターにより10年で潰えました。国軍と対立する勢力（民族反乱組織）は、それぞれが支配する地域を結ぶ近代的な舗装道路の建設を進めてきました。しかし国軍が権力を握っている限り、こうした道路の建設は容易ではなく、道路とともに物流や医療アクセス、教育までも停滞が続いています。
[予告編]
（受賞歴／映画祭）
2022年 Clermont-Ferrand短編国際映画祭（フランス） オフィシャルセレクション
2021年 Vienna Shorts（オーストリア） オフィシャルセレクション
2021年 PÖFF Shorts（エストニア） オフィシャルセレクション
2021年 Tampere Film Festival（フィンランド） オフィシャルセレクション
2021年 Leuven International Short Film Festival（ベルギー） オフィシャルセレクション
2021年 Dharamshala International Film Festival（インド） オフィシャルセレクション
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