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命がけの離婚
【日本初公開】
原題:Dying To Divorce
2021年製作/作品時間82分
撮影地:トルコ
製作国:イギリス、ノルウェー
トルコ人弁護士のイペッキは、ジェンダーを理由とした暴力や殺人「フェミサイド」と戦う活動家でもある。夫や恋人によって残酷な死を迎えた被害者女性たち。一方で加害者は減刑や恩赦を受けられるのがトルコ社会だ。彼女が支援する女性の一人、アルズは夫の浮気に耐えきれず離婚を切り出し、逆上した夫に両腕両脚を散弾銃で撃たれた。両脚を失い、腕の動きもままならないアルズが唯一求めているのは親権だった。英国ブルームバーグのキャスターとして活躍していたクブラは夫との口論中に頭部を殴られ、重い障害が残った。夫は犯行を否認し、クブラと子どもとの面会も拒み続ける。女性への不当な権利侵害と戦う彼女たちに、正義は味方をするのか。トルコ女性の生きにくさに迫る作品だ。
監督:クロエ・フェアウェザー
監督・プロデューサー・撮影 クロエ・フェアウェザー
プロデューサー シニード・キーナン
編集 アンドレア・クアドラド&ポール・ドザジ
撮影 リリア・セラミ
作曲 アンディ・コウトン
◆パートナーや家族によって殺害される女性◆
「フェミサイド」はジェンダーが関連した動機による故意の殺人のこと。ジェンダーの役割に対する固定観念、女性や少女への差別意識、男女の不均衡な力関係、有害な社会規範などが原因とされています。2021年だけでも、世界で約45,000人の女性が親密な関係にあるパートナーや家族によって殺害されています。加害者としては、現在または過去の親密なパートナーが圧倒的に多いのが特徴です。フェミサイドの被害者が最も多いのがアジア地域。2021年は17800人がパートナーや家族によって殺害されています。トルコでは、女性の3分の1は家庭内暴力の被害者で、経済的に発展した国の中で最も高い割合と言われています。
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