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親愛なる未来の子どもたちへ

【日本初公開】
原題:Dear Future Children
2021年製作/作品時間89分
撮影地:香港、チリ、ウガンダ
製作国:ドイツ、イギリス、オーストラリア

世界中に蔓延る、貧困、気候変動、独裁政治……直面する不条理と戦い、持続可能な社会を目指す若者たちの闘争に密着した。南米・チリの首都サンティアゴでは、貧富の差が大きい上に、生活費は年々上昇。格差の解消を訴える民衆に向けて警察が発砲し、救急隊員さえも銃撃するありさまだ。アフリカ・ウガンダでは、気候変動により作物が枯れ、洪水で家や農場が流された。川がプラスチックごみで埋め尽くされても、気に留める人はほとんどいない。香港では中国の法や社会制度が持ち込まれ、民主化社会が消失する危機を迎えていた。現状を打開したいと、強い思いで活動する若者3人にスポットを当てた。戦いの果てに見るのは、希望か絶望か。未来の社会を決定づける分岐点は、今この時だ。
 
監督・製作:フランツ・ベーム
製作:アンスガー・ヴォーナー、ヨハネス・シューバート
撮影:フリードマン・リーズ
編集:ダニエラ・シュラム・モウラ
音楽:ハネス・ビーバー、リオナード・クスナー

◆ソーシャルメディアが変えた市民の意識◆
世界各地で起きている反政府デモ。それぞれ背景は異なりますが、共通している要因として挙げられるのが、富裕層やエリート層を利するグローバル化への反発と、ソーシャルメディアの普及。人々は政治団体のような旧来の枠組みにとらわれることなく、デモを含む世界の動きにリアルタイムで触れられます。見知らぬ個人どうしでも、SNSを介してコミュニケーションをとることが可能になりました。そのため、身近な不正や不平等に耐えるのではなく、連帯して抗議行動を起こしやすい環境にあるといえます。

[予告編]

(受賞歴/映画祭)
 
2021年 第28回Hot Docs国際映画祭 オーディエンス賞受賞
2021年 CPH:DOX映画祭 オフィシャル セレクション
2021年 ジュネーブ国際人権映画祭(FIFDH) パブリック賞受賞
2021年 NaturVision映画祭 ベストスコア賞受賞
2021年 NaturVision映画祭 Umdenken賞受賞
2021年 Max Ophüls Preis映画祭 オーディエンス賞受賞
2021年 Human Rights映画祭(ベルリン) オーディエンス賞受賞
2021年 Emden映画祭 DGB Film賞受賞
2021年 Olympia International Film Festival for Children and Young People 2019 (ギリシャ) 最優秀長編ドキュメンタリー監督賞受賞
2022年 第13回Green Fest映画祭 ジュリー賞受賞

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