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誰もひとりじゃない コロナ禍の隔離ホテルにて

【日本初公開作品】
原題:沒有人該成為孤島
英題:No Man is an Island 
2021年製作/作品時間76分
撮影地:台湾
製作国:台湾
 
2020年3月、コロナの感染が広がり国境を封鎖した台湾では、海外からの帰国者は「隔離ホテル」での14日間の滞在が義務づけられた。政府からの隔離ホテルへの提供要請を、全ての大手ホテルが拒否。この作品は、隔離ホテル提供に協力したオーナーとスタッフ、宿泊者たちの様子を克明に記録したドキュメンタリーだ。感染拡大による都市封鎖も懸念される中、徹底した消毒と安全最優先の運用を続けた隔離ホテル。「コロナを抑え込もう」という台湾人の一致団結した実行力もあって、感染者ゼロの日数を伸ばしっていった。従業員の安全を最優先するオーナー、誇りを持って働くスタッフ、孤独に耐える宿泊客。誰一人欠けても成功しえなかったコロナ対策の真実を映像に収めた。
 
監督・編集:ジェイ・チャーン  
製作:レベッカ・マ  
音響:高木創  
音楽:トン・ザーアン & アンドリュー・グッドウィン
 
◆コロナ対策で世界をリードした台湾◆
台湾は2019年12月31日の段階で、いち早く武漢直行便での検疫を強化。2020年1月22日には武漢との間の団体観光客の往来を禁止しました。デジタル担当大臣のオードリー・タン氏が、コロナ対策に情報技術を活用したことでも注目されました。その後も感染の抑制に成功。4月13日から12月23日まで連続253日間、「感染者ゼロ」を続け、コロナ対策で世界を牽引しました。なぜ台湾だけがコロナの封じ込めに成功したのでしょうか?決め手となったのが、「初動の速さ」と「情報の透明性」、そして「政治への信頼」と言われています。

[予告編]

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